Angelo The creature was reborn out of hades
2006年10月04日 代々木公園野外ステージフリーライヴ





元PIERROTのヴォーカルキリト、ベースKOHTA、ドラムスTAKEOの三人が組んだ新バンド「Angelo」のお披露目ライヴ「The creature was reborn out of hades」。
タイトルからして、PIERROTの三部作に続くような感じになるのでしょうか(ちなみに筆者PIERROT、ソロキリトライヴは未体験)。

朝9時から整理券を配布し、18時から開始、ということだったので、もちろん始発で出発!(爆)


・・・のつもりだったんですが、寝坊して、始発より45分遅れた電車で現地へ(死)。
現地に着いたのが、午前7時。
ちょうど列を作り始めてる時間でした。2〜3人で来てる方が多かったですね。ライヴ中は一人でも楽しいんだけど、こういう待ち時間って、一人だと退屈ですよね。(^^;
あまりに2時間立ちっぱはきつかった(;´Д`)
暇だったんで、このブログに載せる予定のアルバムレビューを携帯で書いてました(笑)。

そして、なんとか整理券取得。



番号は1263番でした。3000で締め切りだったみたいなので、焦って午前5時に起きなくても平気だったかもしれないです・・・(^^;



ファン層は「女性9:1男性」でしたね。(^^;
ですが、年齢層はかなり幅広かったですよ。制服の女子高生もいたし、結婚してそうなマダムさんもいましたし。(^^;

その後、東京山手線の旅で時間を潰しながら、秋葉原某所で偶然友人と鉢合わせしてしまったり(笑)としているうちに、開場時間の16時半に。

最初に断っておきますが、最後の曲でヘドバンしまくったせいで、MCや曲の感じなどの半分近くを失念するという事態に_| ̄|○
特にMCは、自分が行く他のバンドが、ほとんどMCを入れないバンドなので、余計に記憶できなかった・・・すみません。m(_ _)m





再び代々木公園に着いた時は、もうステージが大体組みあがっていました。
ステージのバックには、バンド名「Angelo」と、ライヴタイトルが書かれていました。
会場の周りには屋台が沢山出ていて、かなり賑やかでした。(^^;


そして、整理券の番号順に入場開始。
客のスペースは、柵で二つに区切られていて、柵の外側の二列目あたりでした。ちなみにオールスタンディング!!


そして、ちょうど18時を回った時、ステージが暗転。客席からは悲鳴とも言える歓喜の叫びと、強烈なメンバーコールが!!
重厚なSEと共に、KOHTA、TAKEO、キリトの順に登場。
サポートメンバーはギタリスト一名のみでした。
キリトがステージ中央に立った時、KOHTAのベースから曲が始まる。



01.REBORN
11月8日に発売するシングルのタイトル曲ですね。
ミドルテンポで、重厚なリズムとキリトのシャウトが炸裂する超ハードな曲で幕開け!
みんな初めて聴く曲の筈なのに、イントロからいきなりoioiコールが!すげえ適応力だ!(;゜∀゜)
ヘヴィなノリだけど、歌詞はメッセージ性が強そうな感じでしたね。


02.Dear [MASTER]
四分打ちキック+轟音サウンド。PIERROTの曲だと、「DNA」や「a pill」みたいなテンポとリズムの曲でした。
観客は完全にヒートアップ状態で、この曲では、ダンサブルなリズムに合わせて、みんなで跳ねてました。


03.白昼夢
スミマセン、タイトルははっきり覚えてたけど、曲が思い出せません_| ̄|○
オール新曲とはいえ、もっと記憶できるようにしないとなあ・・・


04.CRUCIFIX
この曲では、TAKEOの裏打ちから始まり、キリトが腕を振り上げ「跳ねろ跳ねろ!」と煽る!
跳ねろ跳ねろが面白かったからなのか、観客から一瞬笑いが起きたような・・・(^^;
曲調は二曲目に近いダンサブルな感じ。「真っ黒な空が〜」みたいな歌詞だったのは、この曲だったっけかな?


キリトのMCによると、この日はテレビや新聞なんかの取材なども来ていたようです。

「そんな中でも、俺はキチガイを連発していきます!お茶の間に流せないAngeloです!!!」

で会場大爆笑に(爆)。

05.CHRIST IS A MONKEY
タイトルコールで一瞬言葉を詰まらせたように感じたけど、詰まらせたんじゃなくてわざと間をおいたのかも?
今までのヘドバン&ジャンプの流れを変える、スローなシャッフルリズムナンバー。
「夕闇スーサイド」のホーンセクションを無くした感じに近いかもしれません。


曲終了後のキリトのMCで

「あの雨の日から、全てが始まりました」

みたいなニュアンスの言葉が発せられ、会場内が静まりかえる。

「そしてその雨も雪に変わり〜・・・」

といった流れから、そのまま次曲のタイトルコールへ。

06.DARK SNOW
初のバラード曲。本日唯一のバラード曲。
終始ギターのアルペジオが鳴り響いている、綺麗ながらも強靭な曲でした。
歌詞は・・・色々想いが籠められていそうな感じでしたね。


拍手喝采の中、再びMC

「その雨も冬になり・・・雪となって降ったら・・・いいですねっ」

と、言葉に詰まったのか、ちょっとごまかし笑いしながらのMCに会場中から笑いが(笑)。


07.WINTER MOON
ステージが黄金に照らされ、バラードで潤された会場の空気を一気に開放した快心ナンバー!!
超高速の8ビートと、ポップなヴォーカルメロディで会場大揺れ!やっぱ8ビートはいいです!!!ヽ(*´Д`*)ノ


「今日は始まりの日であり、復活の日でもあります。復活といえばイースター・・・「EASTER AGAIN」。」

という感じのMCから、次曲へ。

08.EASTER AGAIN
09. SCLAP

二曲ともヘドバン系だと思いましたが・・・はっきりと思い出せない_| ̄|○


そして、次の曲が最後の曲。当然会場からはいっせいに

「工工エェ(´A`)ェエ工工」

が・・(笑)。

「この曲は、今までの中でもいっっっっちばん激しい曲だからな、オマエらアタマ振れよ!」

みたいなMCのあと、キリトの「行くぞオマエら!」に応えるように観客の「オオーッ!!」


10. SQUALL
最後の曲が始まり、PIERROTの「蜘蛛の意図」でもおなじみの、イントロでの「アタマ振れーーーーーーっ!!!!!」で、野外なのに会場揺れてんじゃないかってくらいの凄まじさに!(汗)
今まではまったり見ていた、ウチの前の人たちも一斉にヘドバンヘドバン!!!
メタルを髣髴させる、90年代ビジュアル系定番の疾走ナンバー(ヴォーカルメロディは淡々とした感じだったかな)で、観客はサビとAメロ以外ほとんどヘドバンしていたような・・・!(;゜∀゜)

そして予定されていた全楽曲が終了。
スタッフが楽器の片付けなどを始める中、キリトが中央でMC(うろ覚えですが)。


「今日は集まってくれてありがとな!」
「お前ら、11月には全国ツアー廻るから、全員来いよ!」
「全員、全箇所来いよ!」
「今日はタダだけど、次はちゃんと金払って来いよ! 」
「今日の元取らせろよ!」

「・・・このバンドではこういうこと言わないようにしようと思ってたんだけど・・・言っちゃったからもういいです」(観客から「早っ!」と声が(笑))

観客大爆笑(笑)。
盛り上げる時は最高に盛り上げるし、和ませる時は爆笑の渦を作る。
キリトって、そういうの旨いなあ、と感じました。(^^;

「今日はみんな来てくれて有難うな!Angeloでした!今日のライヴ、終わりっ!!」

当然、最大級の

工工エェ(´∀`)ェエ工工

が炸裂(笑)。



・・・その反応に、マイクを口元に向けたまま、真顔で数秒間静止しているキリトに会場内はまたも大爆笑に!(;゜∀゜)

「仕方ねえな、もう一曲やるからな!」

と続き、再び大歓声が!
「トール!」と、ステージ袖に帰っていたサポートギタリストのTORU(?)さんを呼び、

「11月8日リリースのシングル曲、REBORN、もう一回やるからな。アタマ振れよ!!」


11. REBORN
二回目のREBORN!当日はまだ曲のタイトルがわからなかったのですが、やはり一曲目がREBORNだったか!
イントロの、KOHTAのベースのみのブロックで、TAKEOがスティックを回していたのが印象に残りました(笑)。
一回目の時点で客の一体感は凄かったのですが、二回目はそれを遥かに凌駕する凄まじさを!

曲終了後、一人一人からMCが。

KOHTA「もうお前らのことしか考えてないから、ついてこいよ!」(何故か客席から一瞬笑いが・・・(爆))

TAKEO「これからブッッッ飛ばしていくからな!」

キリト「オマエら最高!」「代々木最高!」「またな!アンジェロでしたっ!!!」

と、頭を下げ、袖に去って行きました。MCはかなりうろ覚えです。(^^;



終演後、客席からはアンコールが!(笑)
「本日の公演は、すべて終了しました〜」という放送が、4回近く流れ、スタッフが最前列で注意をしだすまで粘っていました!(^^;



数えれば計11曲ですが、普通にライヴ一公演分は楽しめた感じがしました。
フリーライヴで11曲というのも、既に異例の長さですよね。キリトも言ってましたし(笑)。


バンドの方向性的には、PIERROT以上にヘヴィなロックをやっていくのかもしれませんね。
まだ音源が出ていないからかもしれませんが、シーケンスフレーズが全くありませんでしたし、終始ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムの4人の音だけでしたから。
ヘヴィでありながら、疾走感よりも、揺れるような跳動感を感じる曲が多く、洋楽的な音楽性を感じる時もありました。

PIERROTが終わってしまった時は、ホントにショックでしたけど、まだまだ怪物バンドは健在。
日本の音楽シーンも見限るにはまだ早いかもしれませんね。


最後に、メンバーレポ(笑)。

KOHTAとTAKEOの服装は、オフィシャルサイトのアー写と同じだったと思う。
キリトは・・・なんか例えづらい衣装でした(汗)。
薄い生地の布を巻きスカートのように着ていて、右腕は長袖、左腕はノースリーブでした。手にはエナメルの皮手袋。
そして、インディーズ時代を髣髴させるような濃いメイクと、金髪!アー写では黒髪だったのに!
反対に、アー写では金髪だったKOHTAが黒髪になっていました(笑)。
髪も下ろし気味で、メイクも薄めだったかな?ちょっとすっぴんっぽかった。

TAKEOのドラムは、客席側から見て、左側にライドシンバル二枚、ハット一枚、クラッシュ一枚、フロアタム二つ、中央にロートタム二つ、スネアとバスドラ、右側にハイハットとクラッシュが一枚ずつだったかな?
シンセパッド(DNAやフォロワーで使ってるやつ)は多分無かったと思います。

ライヴは一年振り!ホント楽しかったです!あとキリトのMCが面白かったです!!(笑)



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