・筋肉少女帯メジャーデビュー25周年記念「4半世紀」
 2013.06.22 中野サンプラザ







久々のライブレポは、オーケンの地元、中野での筋少メジャーデビュー25周年記念ライブです!
筋少はLiquidroomでしか観たことなかったので、初のホールですね(笑)。





届いてた花もカオスでしたw




まずは三柴さんのみがステージに現れ、演奏される「黎明」をバックにメンバーが登場し、青かった照明が赤く染まっていき、オーケンの「25周年ーッ!!」の叫びからそのまま「サンフランシスコ」へ!
この曲が一曲目に演奏されたのって、五年前の武道館以来かも?
出だしでいきなりオーケンがフライングして、シンセからピアノに変わる箇所で「さようならさようなr…」と語り出してしまい、本来語りの入る箇所で「こんな異国の〜…」と続けてましたw
これだからオーケンは(笑)。

サンフランシスコの後はいきなりMC。
25周年を記念したライブをこんな地元でやれるなんてとか、先日、すぐそこのドンキで布団乾燥機を買ってきて、ふかふかの布団で寝て今日に挑んだとか、相変わらずのオーケンクオリティw
そして、ファンからの声援が欲しいとゴネ出し(笑)、大きな声援が贈られたら、「お前らそんなもんかー!」と何故か煽り出すオーケン(笑)。
そんな煽りから(笑)、くるくる少女、機械、ワインライダーフォーエバーとアッパーな曲でまくし立て!
機械は初めて生で聴けて感動したのですが、オーケンのイヤモニの調子が悪かったのか、一番丸々音程が不安定でした。(;´▽`)
ワインライダーでは、アラフィフバンドだけど歌って踊ってラップもするぜー!みたいなことを言ってましたね(笑)。
弦楽器三人が、わざわざ楽器を手放してハンドマイクで歌う拘りっぷりも健在w

ここでのMCでは、オーケンの地元ということで、ライブが始まる前に、84、85歳になるオーケンのご両親が楽屋に来てくれたらしく、観てくの?とオーケンが訪ねたら、筋少はうるさいからいいよ、とのことだそうです(笑)。
ご両親が赤飯のお握り(だったかな?)を差し入れてくれたということで、ファンのみんなもなんか頂戴よ、と無茶を言うオーケンw
そこで、激辛の何かを食わせたいんじゃないのかーっ!?とお約束の流れへ(笑)。
このやりとりも飽きてきたので、オーディエンスの皆さんから振ってもらいますと語り、長谷川さんのカウントに合わせ、お客さんの「日本を印度に!」から、オーケンの「しーてしまえー!」という、いつもと逆の掛け合いで、日本印度化計画へ!(笑)。
セルフカヴァー版では、アウトロの「ハヤシもあるでよー!」が歌詞カードに載りましたが、普通にスルー(笑)。
新曲の一つ「妖精対弓道部」では、折り畳みヘドバン(?)で良い感じに盛り上がってました(笑)。
そして、二番Aメロの「人形のためのワンピを着てたー!」の箇所がおいちゃんパートになってたりw

今回のチケットが完売したおかげで、横浜の追加公演が組めたらしく、ファンに感謝の言葉を投げかけたかと思えば、「今日来なかった人はcali≠gari観に野音に行ってるんだよ」なんて言ってました(笑)。
いやまあ、私も迷いましたけどね。(^^;
ちなみにそのcali≠gariの野音では、サポートキーボーディストに秦野猛行さんが参加していたようで、青さんに「筋少じゃなくてこっちでよかったの?」って突っ込まれてたそうです(笑)。

そして、このライブがDVDになることを発表したのですが、まさかのMC全カット宣言!w
すっとぼけたことばかり言ってるバンドだと思われるからとかなんとか…(笑)。
無理して、「お前らを愛している」とか「SEXしようぜ」とか言おうとしたけど、やっぱり自分には合わないと思ったそうです(笑)。
前者でLUNA SEA、後者でBUCK-TICKを思い出したのは私だけだろうか(笑)。
まあ、お笑いの世界なんかでは、カットしといてはイコール使ってくださいってことになると言いますが、果たして…(笑)。

定番曲や人気曲の中に紛れ込んだ「じーさんはいい塩梅」からは、香菜、孤島の鬼と、魅せる聴かせる流れへ。
孤島の鬼はこの曲だけの特殊な照明演出もあり、間違いなくこの日のハイライトといった感じでした。
一旦三柴さんのピアノだけになり、オーケンの「…鬼ッ!」の叫びと共にステージが真っ赤に染まり、バンドの演奏がカウント無しで一斉に入る場面は、正に圧巻でした…!

この後のMCでオーケンも「筋少、上手いな〜…」なんて言ってましたし(笑)。
そしてここでのMCがとにかくカオスでした。(;´▽`)
オーケンが段取りをミスって、じーさんはいい塩梅から孤島の鬼まではお客さんに座ってもらって、ここのMCで、お前ら何座ってんだよー!っと煽る予定だったとかw
そこで今から座ってもらい、メンバー全員で煽りだすという始末(ノ∀`)
本当はその役を長谷川さんにやらせたかったらしいのですが、長谷川さんは拒否w

そして、メジャーデビュー25周年当日であった昨日(6月21日)、みんな何やってた?という問いかけに、ウッチーはドラクエに夢中で橘高さんからのおめでとうメールをスルーしてたことや、オーケンはそのメールに丁寧な返事を返していたこと、三柴さんはこのライブがDVDになることを知って慌てて新しい衣装を買いに行っていた事、おいちゃんは自宅でのんびりテレビを観てた事等が語られるw

キーボードに囲まれていて気付かなかったのですが、この日の三柴さんの衣装、上は普通のジャケットなのですが、その下には女性物のワンピース(本人曰く19号サイズだそうですw)で、民族衣装風のワイドパンツに裸足という、中々の色物スタイルw
14号の女物のワンピースってw…とオーケンが突っ込んだら、ジャケットを脱いでノースリーブのワンピース姿でオーケンに詰め寄り、「19号だよ!」と飛び跳ねながら荒ぶる三柴さんに対して、ちょ、俺こういうのに対してアドリブ効かないんだよー!と、流石のオーケンもタジタジ(笑)。

オーケンがメンバーに過去に印象に残ったライブを訊くと、橘高さんだったかな?北海道でのライブで、二日酔いのまま演奏したって話をしてたのはw
そして「模範的な回答をしますよ?」と前フリをおいたオーケンが、「印象に残ったライブは…今日ですよ」とドヤ顔で答える(笑)。
どうせならこれは映像に残そう!と橘高さんが提案し、しっかり照明も作って撮り直すことに(笑)。
長谷川さんのドラムセットの置かれた階段を、照明に照らされて降りてくるオーケン(笑)。
「今までで一番印象に残ったライブは…今でしょ!」
と流行りネタに乗っかってメンバーも客も脱力させるw
DVD収録の日に流行りのネタやっちゃうと、三年後とかに見えると辛んだよ!と自爆するオーケンでした(笑)。


長いMCタイムも終わり(笑)、皆さんの足腰に配慮して短くしといたぜー!と始まったのは、「四半世紀」で少し短くアレンジされた「踊るダメ人間」(笑)。
筋少のライブは今回で四回目でしたが、初めて生で聴けました!
Xジャンpゲフンゲフンダメジャンプも当然初めてやりましたが、順番に手をクロスさせてジャンプして、その後折り畳みヘドバンをしてて、見よう見まねで自分もやってたのですが、あれが定番なのでしょうかw
蜘蛛の糸は、四半世紀版ではなく、原曲キーでの演奏でした。
やっぱりあのキー変だよね。(;´▽`)

そして本編ラストは、再結成一発目、今回と同じ中野サンプラザ公演で最初に演奏された曲「トゥルーロマンス」でした!
今回は歌詞間違いは無かったと思います…多分(笑)。
仲直りライブのDVDだと最後のサビで歌詞間違えた挙句に噛んで、強引に煽りに以降してましたからね…w




アンコールでは、定番となりつつある、橘高さんによる、筋少の今後の活動についての発表!
25周年にふさわしく、ライブにイベントにかなり精力的に動くようですね。(*´▽`)
冗談混じりに用紙を読み上げる橘高さんを見てオーケンが、面白おかしくしようとしてて、健気だなあって…w と笑ってました(笑)。
筋少のMCは、オーケンのボケと橘高さんのツッコミを主軸に進みますが(笑)、時々橘高さんがボケたりスベったりすると、オーケンが「皆さん今の聞きましたー?www」と、鬼の首を取ったように嬉しそうにツッコむんですよねw


アンコール一発目は、これも定番になりつつある「少女の王国」から、「キノコパワー」「再殺部隊」と、橘高さん大暴れソングが続く(笑)。
再殺部隊は、橘高さんのプレイを見るかヘドバンするかでいつも迷うのですが(笑)、今回はDVDになることが決定していたので、遠慮なくヘドバン出来ました。(ノ∀`)

「中2病の神ドロシー」では、太田さんの登場を少し期待していましたが、残念ながら登場せず。(^^;
まあ、ステージ見た時に、ドラムセットもう一台隠しておく場所はないよな…とは思ってましたが(笑)。
間奏明けのサビでは、以前雑誌のインタビューで語られていた通り、照明が、アコギを持ったオーケンのみを照らし、CDでは橘高さんが弾いていたアコギパートをオーケンが演奏していました!
ただ、すごいテンパってて、声裏返ったりリズムgdgdになってたりしましたが(笑)。

「本来だったらここで終わりなんですが、25周年を記念したライブの最後が、そのバンド、本当はいなかったなんて歌詞なのも…」と語るオーケンw
だったら何故ドロシーを25周年記念曲にしたんですかwww
更に、「ボーカルがカポ付きのアコギ持って終わるのも…」と続け(笑)、「もう一曲、最後はド定番で行くぜーッ!」と煽り、「結構いい人だったから、恋してあげても良かったかもね! 釈迦ーッ!!!」と、最後の最後で、定番曲で代表曲、釈迦を演奏!
…うん、ヘドバンしたり叫んだりでテンション上がりすぎてよく覚えてない!w






そんな訳で、25周年を記念したライブは、「4半世紀」収録曲を中心に、定番のナンバーで固めた、ベストオブ筋少とも言うべき鉄板セットリストでした!
エンドロールでは、「新人バンドのテーマ」をバックに、手拍子をするファンに手を振ったりピックを投げたりして撤収していきました(笑)。


そういえば、「パノラマ島へ帰る」だけ演らなかったなあ。
追加公演やツアーも決まりましたし、そっちでやるのかしら(笑)。



・Set List

黎明
サンフランシスコ
くるくる少女
機械
ワインライダー・フォーエバー
日本印度化計画
妖精対弓道部
これでいいのだ
じーさんはいい塩梅
香菜、頭をよくしてあげよう
孤島の鬼
踊るダメ人間
イワンのばか
蜘蛛の糸
ツアーファイナル
トゥルーロマンス



・encore

少女の王国
キノコパワー
再殺部隊
中2病の神ドロシー
釈迦
新人バンドのテーマ(SE)






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