・cali≠gari 20th Caliversary"2013-2014" 最終公演

 第7期終了 - To say Good bye is to die a little -

 2014.09.27 日比谷野外大音楽堂







いよいよこの日が来てしまいました…2000年より続いていたcali≠gari第7期ラストライブ。
私は2013年からというド新規ファンで、メンバーチェンジも活動休止もリアルタイムで経験したことがなかったので、この日は楽しみより不安の方が大きかったです。(;´Д`)

まずはFC限定販売のカリガリランド狂信盤を買い、同じくFC限定チケットでもらえるDVD、クライマックスエロチカを確保。
クライマックスエロチカは2000年8月のライブ映像で、記録用映像だということで、画質音質は悪く、カメラアングルも途中で正面固定になってしまうのですが、MCまで収録されていたり、終演アナウンスの最中にサイレン音が鳴り出してからのサイレン演奏等、見所も多く、資料的価値は充分にあるかと思います(笑)。


野音は二年ほど前に、BUCK-TICKのチケットが取れずに、音漏れを聴きに行っただけなので、中に入るのは今回が初めてです(笑)。
席はCブロックの中央付近。
右側に空間があって、マップで見た時はPA席だと思っていたのですが、どうやら小さなステージの模様。
青さんがここへ来たりするのかな?それとも何か別の仕掛けが?何かしらに使いそうですw


18時過ぎ、陽も暮れた頃に開演。
一曲目はエロトピアでスタート!
まず目を引いたのは秀仁の衣装!w
最早形容不可能、上がグレーっぽい白で、下が水色…しかも太腿の横側が尖ったように拡がってたり…なんだろう、あれ。(;´▽`)
スポットが秀仁に当たった途端、悲鳴に混じって笑いも上がっていました。(;´▽`)
研次郎はいつものメタルスタイルではなく、髪の両サイドを三つ編みのように編んでいて、後頭部には黒いハットというお洒落なスタイル。
サングラスも最初からかけずに、今までと随分印象が違いました。

前半は淫美まるでカオスな、踏と、定番のアッパーソングが続き、ちょっとレアな偶然嵐、この日発売されたカリガリランド狂信盤付属でシングル化された未音源化曲、トゥナイトゥナイヤヤヤと、いつものライブと同じく攻めに攻める流れ!

そしてここで研次郎がMCを取る。
「今日も一番に喋っちゃうぞー!お前ら少し元気無いんじゃないかー!?」
みたいなことを言ってましたが、そりゃ元気も出ませんよ!w
絶対わざと狙って言ってますよねこれ。(;´▽`)
「ヒットチャートを賑わした曲をやるぜー!周知の声明文ー!!」
と続き、これは…まさか!と思ったらやっぱり!
再結成後一度も演奏されていなかったシングル曲「舌先3分サイズ」へ!
公式サイトで告知されていた、再結成後に一度も演奏されていない曲とは、これの事だったようです。(*´▽`)
とにかく早口でまくし立てる曲なので秀仁が忙しそうなのですが、とても盛り上がるので、今後もどんどんやって欲しいです(笑)。
サビの後半を青さんが歌っていたような気がしたのですが…淫美まるでカオスなと記憶がごっちゃになってるかも。(;´▽`)

ここから続いて、なんと「近代的コスメ唱歌」まで披露!
密室ザ・ベストイレブンで映像化されたニュウVerでの演奏でした…この曲も再結成後は、前述のイベント以外では演奏されていないのかな?
ちなみにこのニュウVerも限定配布音源になっているのですが、あまり数が出回っていないようで、中古では物凄い値段で売られていたりします。(;´▽`)

ここから一気に時が戻り(笑)、娑婆乱打、トレーションデモンスという、近年の秀仁ソングへ。
娑婆乱打のサビでの秀仁の動き(両腕を上げ、肘を90度曲げて左側に動かすような動作)を見て、ふすま開けと言っていた人がいて、後からジワジワ来ました。(´^q^`)

ここでライブも中盤、秀仁の「性も根も尽きるくらい、終わった後に動けなくなるくらい楽しんでいってください…あ、でもこの会場からは出てくださいね?外出てからね?」なんてMCも(笑)。
秀仁のMCって、何か喋るのかと思って客席が待ってると、中々喋らなかったりして、その沈黙に耐えられずに客席から笑いが起こるんですよね(笑)。

そんなMCから、ミディアムナンバー中心のブロックへ。
サポートキーボーディストの秦野さんがアコーディオンを演奏し、青とオレンジのライトがゆらゆらと揺れる幻想的な「誘蛾灯」では、野外というのもあり、熱狂した客席を冷ますかのように冷たい風が吹いていたのが印象的でした。
そしてこれも恐らく、再結成後では密室ザ・ベストイレブンでしか演奏されていないと思われる「原色エレガント」へ。
これ聴くと、密室ザ・ベストイレブンでのおふざけ演奏映像を思い出してしまってちょっと笑いそうになってしまいます。(;´▽`)
続くオーバーナイトハイキングでは、客席が光の海に。
その中やっぱり青さんが客席エリアへ降りてきて、客席ど真ん中の小型ステージの上へ!
そしてその後、研次郎、秀仁と次々とこのステージへ来てくれました。(*´▽`)

秦野さんが再びアコーディオンを構え、青さんが事前にツイートしていた「懐中電灯とホイッスルがあるといいかも」というツイートを思い出し、まさかと思ったら、やはり「君が咲く山」へ!
何故かアコーディオンからこの曲を連想したのですが、CDで鳴ってるのもアコーディオン…なのかな?どうもシンセ系の音とうまく聴き分け出来なくて。(;´▽`)

秦野さんがアコーディオンを降ろし、ここでまさかのマ○オ1のメロディ…きりきりまいむ!!!
話によるとこれも再結成後初めての演奏だそうです。
CDで聴いた時はカオスだな〜くらいにしか印象に残っていなかったのですが、これライブだとめっちゃ楽しいです!(笑)
各メンバーの台詞やヴォーカルパートの交代は確か無かった気がしましたが、秀仁は常にシャウトしていて、ハチャメチャなパーティーソングのような感じでした(笑)。

そして怒涛の後半戦、マグロ、せんちめんたる、マネキンと定番曲を連打!
マグロで印象に残ってるのは途中の台詞で「お化粧大好きおけしょうおおぉぉぉッ!!!」とか「ある日突然空飛ぶ肉屋がああでmこうdmmkjんhぶgyvctfrdxwz!!!!!」とか、もう自由過ぎる状態に(笑)。

ライブ定番曲でありながら、この日初めて生で観れた「混沌の猿」では、青さんがギターを置いてバナナの入ったバケツを持ち、バナナを投げながら客席中央の小ステージへ向かってきたのですが、なんと途中の通路でバナナを客席に全部ぶちまけてるのが見えてびっくり!w
そしたら少ステージ脇にいたスタッフさんが新たにバナナ入りバケツを用意していて(笑)、それを受け取った青さんは小ステージの上であちこちにバナナを投下。
途中でバナナを食べだし、サビでは両手に食べかけのバナナを持って踊り出す♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪ナーウナウ!ナーウナウ!
これぞビジュアル系ギタリスト、桜井青!┗(^q^)┛

そして本編ラストは「グッド・バイ」。
イントロのドラムが聴こえた瞬間、客席から悲鳴も上がっていました…そうだよね、凄い楽しかったけど、この日で7期最後ですからね…(´・ω・`)
青さんと研次郎による恒例のユニゾン合わせは、なんと客席中央のステージでの演奏に!
しかし青さん、盛大に外す。(´^q^`)
しかも小ステージから降りて秀仁と誠のいるステージへ戻ろうとしたところで普通に演奏が始まってしまったので、イントロの演奏がぐちゃぐちゃに(笑)。
イントロでは銀テープが発射され、秀仁は落ちてきた銀テープを振り回しながら歌っていて、最後らへんに研次郎のマイクスタンドに引っ掛けていました(これをフラグと思ってビクついてたのは私だけだったのかしら…w;)。


結局、7期終了に関しては何も語られずに本編は終了。
アンコールの声をあげながら考えていたのは、本編で秀仁、研次郎、誠のレア曲を演ったのは、脱退メンバーを悟らせない、もしくは惑わせるためのミスリードだったのかな、なんて思っていました。(^^;


メンバーが再び登場し、MCも無しにシンセの音が響き渡り始まったのは「最後の宿題」と「さよなら、スターダスト」。
最後の宿題はcali≠gariでも一、二を争うくらい好きな曲なので、この日初めて生で聴けて、イントロで悲鳴を上げてしまったのは私です。(;´▽`)
都会の夜空の下でこの二曲を聴けたのはほんと贅沢ですね…(*´▽`)

そして、秀仁が「ありがとう」と一言残し、メンバーが次々捌けていく中…誠が秀仁のマイクスタンドの前に。
凍りつく客席を前に…誠から、自身のcali≠gari脱退の発表。
悲鳴や嗚咽が渦巻く中、「君らは何度も観てるんだろうけど、僕はcali≠gariを一度も生で観たことがないので、今度は客席からcali≠gariを観たいな、と思っています。では、武井誠、脱退の挨拶でした。ありがとうございました」
と言い残し、ステージを去って行きました…。


再び暗転したステージを前に、アンコールではなく、誠コールがいつまでも響き渡り、三度ステージに現れた四人は、「行くぞ野音ーッ!ラストーッ!!!」という青さんの叫びから「クソバカゴミゲロ」をぶつけ、最後はステージ中に設置された赤色灯が激しく回転し出し、スモークが焚かれて真っ赤に染まったステージで「サイレン」が始まる。
この曲も生で一度も聴けてなかった曲だったのですが、やっぱり生で聴いてこそ、な曲ですね。
曲の世界観と演出、メンバーの狂ったような演奏やパフォーマンスが全て合わさり、会場全体の支配力が凄すぎる。
誠は途中何度もドラムセットの椅子の上に立ち、ステージや客席を目に焼き付けるかのような表情をしていました。

曲が終わり、未だ赤色灯の回り続けるステージからメンバーは去っていき、最後に誠がステージ中央で深く深くお辞儀をして去って行き、真っ赤なステージがゆっくりと暗くなっていった後、客電が付き、この日のライブは終了となりました。

今回はライブのテーマがテーマだっただけに、MCも少なく、特にラストは勢いで走り抜けるような流れでした。
誠の脱退理由等は語られず、会場の外で配られていたフライヤーから、約一週間後のFC限定ライブで、誠の卒業パーティー的なものをやるということだけが分かりました。
理由が体調不良とかじゃなければいいですけどね…特にヴォーカルとドラマーは40越えると身体壊しやすいですし(汗)。

今回のライブ、カメラが沢山配備されていたので、何かしらの形で映像化されそうですね。
話によるとトコママン(誠卒業ライブ)もカメラ回ってたそうですし。


定番曲とレア曲を合わせ、カリガリランドでは演奏されていなかった曲が多数組み込まれ、素晴らしいセトリだったのですが、帰りはやっぱりお通夜ムードでした…。(;´▽`)
正直、未だに第7期が終わったという実感が湧きません(汗)。
今年のcali≠gariの活動は恐らくこれで終わりで、第8期は来年から動くようなので、不安と期待を膨らませつつ、新たな発表を待つとしましょう。




・Set List

エロトピア
淫美まるでカオスな
-踏-
偶然嵐
トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
舌先3分サイズ
近代的コスメ唱歌
娑婆乱打
トレーションデモンス
誘蛾灯
原色エレガント
オーバーナイトハイキング
君が咲く山
きりきりまいむ
マグロ
せんちめんたる
マネキン
混沌の猿
グッド・バイ

・encore

最後の宿題
さよなら、スターダスト

クソバカゴミゲロ
サイレン









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