筋少4年半振りのニューアルバム、そして私にとって、ファンになってから初のオリジナルアルバム「THE SHOW MUST GO ON」発売からの東名阪ツアー、そのファイナルに参戦してきました！
筋少のライブ自体、ぴったり一年ぶりで、ニューアルバムの曲を初めての会場で聴けるということで、とても楽しみにしていました。(*´▽｀)
しかしこのライブハウス、入り口わかりづらいし、物販やドリンクのある通路も狭くてちょっと微妙な感じですが、ステージにはレーザー光線が配備され、二階席を覆う壁にはLEDスクリーンが設置されていたりと、演出面ではかなり拘っている感じがしました。
ビデオシューティング向けの会場かもしれません(笑)。
オープニングSEはなんと「タチムカウ-狂い咲く人間の証明-」！
筋少の曲がそのままSEに使われたのは初めて聴いたかも。エンディングに新人バンドのテーマが流れたことはあったけどｗ
メンバーがスタンバイし、一曲目は当然ニューアルバムから「オーディエンス・イズ・ゴッド」で始まり、以前のインタビューで、定番曲も入れていくとオーケンが発言していた通り、二曲目から「バトル野郎〜100万人の兄貴〜」という、なんとも暑苦しい流れに(笑)。
ここで一回目のMC。
熱狂するオーディエンスを、荷崩れたおでんと表現し、ディスってる訳じゃないぜー！他のバンドではオーディエンスの事をSLAVEと呼ぶらしい、と他バンドネタを挟む(笑)。
MC中、ずっと手に商品の箱を持っていてクスクスと笑いが起きていたのですが(笑)、ハナノアという鼻うがい器具らしく、これを使うことでライブで疲弊しても声がよく通るようになったとか。
カラオケで筋少を歌うとき！求められてないけど歌う時に使うといいぞ！歌いまくって喉が疲れて、色々言われてるけどやっぱオーケンすげえなって思った時に使え！、と自虐ネタも挟みつつ、次の曲へ(笑)。
レーザー演出が派手な「ゾロ目」最近のライブでは終盤に演奏されることが多かった「カーネーション・リインカーネーション」イントロで橘高さんがハンドクラップを促した「吉原炎上」と、攻撃的な曲をガンガン放ち、早くも汗だくに。(；´▽｀)
ちょっとびっくりしたのは、吉原炎上のイントロのギターが、生演奏ではなくテープだったことですかね。
あれ？誰も弾いてない！みたいな(笑)。
もちろんドラムやベースが入ってからのギターは二人が弾いてましたが(笑)。
筋少は打ち込みの音以外は生で演奏するか、オミットしている事が多かったので、ちょっと意外でしたね。(^^;
続いて「くるくる少女」演奏後、オーケンが「今に見ておれでございますよーッ！！」と叫び、当然次の曲は「ムツオさん」！
天井に設置されたミラーボールが輝き出し、あっという間にディスコのような雰囲気にｗ
CDでは打ち込みと思われるフレーズを三柴さんが生で演奏し、サビ以外あまり出番のない橘高さんは右手をひらひらと動かし、曲調に合わせ踊るように体をゆらゆらと左右へ動かしていました。(*´▽｀)
パンキッシュな「みんなの歌」ではイントロからヘドバンが発生し、間奏では台詞の代わりにコール・アンド・レスポンスやメンバー紹介を挟み、演奏後はオーケンがステージから退場ｗ
最近定番となっている、ライブ中盤でのヴォーカルチェンジの時間ですね(笑)。
「どうする？誰歌う？」と言う橘高さんに対し、「じゃあ俺聴いてるよー」と言い残し、ステージを去ってしまうおいちゃんｗ
「おい段取り違うだろ！ｗ俺のバンドとおいちゃんのバンド紹介して、最後にThunder You Poison Viperを紹介して演奏に入るって流れだったのに！」と困る橘高さんが面白かったです(笑)。
そんな流れで、橘高さんも袖へ捌け、ウッチー、三柴さん、長谷川さんの三人によるインストセッションバンド「Thunder You Poison Viper」の演奏へ。
「普段はグランドピアノでやるんですけど…今回はキーボードで無理矢理やります。筋少みたいにうるさくないので、ゆっくり聴いてください」とウッチーのMC。
準備しながら「ツーバス踏んでよ」とボソッと言うウッチーに、汗を拭きながらﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯと踏む長谷川さんのいい人っぷりｗ
最初はピアノメインのスローナンバーで、二曲目は長谷川さんのツーバス、ウッチーの16ビートの刻み、そして三柴さんの高速ピアノが際立つスピーディな曲でした。
ライブ後にCDを買ったのですが、多分「LIFE」と「Engage〜戦闘妖精雪風より」だったと思います。
橘高さんとおいちゃんが戻ってきて始まったのは「愛の讃歌」で、オーケンは返り血(？)ペイントの真っ白のスーツとハットという、時代錯誤な衣装に着替えて登場(笑)。
間奏ではリボルバー式のモデルガンを取り出し、水平撃ちを披露(もちろんポーズだけねｗ)したり、ギターソロを弾く橘高さんを狙い撃ちしたり、そしてラストでは演奏が終わると当時に銃口にフッと息を吹きかける(笑)。
なんというダサかっこよさ(良い意味でねｗ)。
そして再びオーケンがいなくなってしまい(笑)、「じゃあ俺歌うよ、カモン浩二ーッ！！と橘高さんがステージセンターに躍り出て、去年のライブで演ってたらしいアンクレットかな？と思いきや、なんと「小さな恋のメロディ」！
橘高さんが歌うと一気にメタルっぽくなりますね(笑)。
終盤のサビではオーケンが登場し、サビのコーラスをやっていたのですが、これについては後で、この日一番笑ったMCへ繋がるのでした(笑)。
「これ焦ると恋の蜂蜜飛行って言いそうになるんだよね(笑)。恋の蜜蜂飛行ーッ！！」
ライブ終盤の幕開けは、ラスト2DAYSのみの演奏だったという「恋の蜜蜂飛行」！
この曲もとにかくヘドバンしまくってましたが、上手側に三人ほど、蜂の付いた棒を振ってる人達がいましたねｗ
「ワインライダー・フォーエバー」「労働讃歌」と、楽器をおいてまでラップに専念する徹底ぶり(笑)を見せ、キラーチューン「イワンのばか」まで一気に駆け抜け、ラストは最後の曲に相応しい「気もそぞろ」でした。
労働讃歌のイントロではサイレンが鳴り響き、「これでいいのだか？どっちだ！？労働讃歌だーッ！」みたいな事を言っていました(笑)。
これでいいのだかと思ってタオルの準備しちゃってましたｗ
労働讃歌のサビでは、ももクロのようにoioiコールも起き、オーケンはももクロのPVで見れる、ダンベルを持ち上げるようなポーズで両腕をあげていましたｗ
前述の通り、間奏の掛け合いラップは弦楽器隊三人が楽器を手放していたのですが、ラップ前のカッティングや、シーケンス風の単音リフは全てテープでした。
すぐにギター持つのも難しいけど、無くすと寂しいとか、そんな感じですかね。(^^;
ベースは間奏部分は元々打ち込みなのでそのままですね(笑)。
イワンのばかもそうですが、古い曲は徹底して激しい曲ばかりが選ばれていますね。
中盤にヴォーカルチェンジやTYPVを挟んだから、その分ハードなセトリにしたのかも？
気もそぞろでは椅子に座り、イヤモニも外して歌っていたのですが、歌いにくかったみたいで、サビ前あたりで歌いながらせっせと付けてましたｗ
アンコールで最初のMCでは、モデルガントークから、橘高さんの小さな恋のメロディの歌が良かったという話へ。
ただ、橘高さんにとっては言われたくないことがあったようで、ピックをむしり取ってオーケンに投げつける準備をしていました(笑)。
そんな橘高さんに構わずオーケンは「最後のサビのコーラスに参加したら、橘高から、あそこは歌わないでくれ。あそこが一番歌心を魅せる場所なんだからって言うんだよ」と余裕でバラすｗ
それと同時に、大量のピックをオーケンに浴びせるように投げつける橘高さんｗｗ
「ディスってる訳じゃないよ、イイって言ってるのに！」「恥ずかしいから言うな！ｗｗ」
みたいなやりとりが続き、その後オーケンが、先日はウッチーがモコモコボンボンを歌ったとのことで、ウッチー的には聴かせどころはどこなの？と聴くと、橘高さんが更にピックを投げる(笑)。
「やっぱ、モコモコするけど〜♪のところ？」と訊くオーケンにウッチーは「いや…メロディ、メロディってとこ…」と答え、爆笑する客席と、床をダンッ！！と踏む橘高さん(笑)。
ここまで橘高弄りが激しかったのもめずらしいかもｗｗ
曲に入ろうとカンペを見ようとしたオーケンが、「なんか足元に、湘南の海岸の貝殻みたいにピックが散らばってる…ｗ」と呟いていましたｗ
そんなゆるいMCから(笑)、ダークな「霊媒少女キャリー」ド定番曲「釈迦」そして、ツアーファイナルということでそのまんま「ツアーファイナル」を〆に演奏し、この日のライブ、そしてアルバム発売ツアーは終了となりました！
釈迦では演奏前から「結構いい人だったから、恋してあげてもよかったけれど！釈迦ーーーッ！！！」といきなり本日の歌詞炸裂でしたｗ
この日はカメラも回っていたということなので、もしかしたら何らかのカタチで映像化されるかもしれませんね。
大阪でもカメラ入ってたらしいので、ライブDVDというより、ダイジェスト的なものか、初回盤CDのおまけとかになるのかも？
もしくは筋少動画2かｗ
アンコールがいつもより一曲少なかったですが、曲数的には今までとあまり変わらず、20曲演っていましたね。
TYPVも挟んでいるので、筋少の曲は18曲なのですが、オーケンの体力的に、インストや他メンバーの歌う曲を挟まないとキツイみたいですし、仕方ないかもしれませんね。(^^;
オーケンも後先考えて力を温存するようなタイプじゃありませんし、筋少のオーケンといえば、あのがなり叫ぶようなヴォーカルスタイルですしね。(；´▽｀)
48にもなってあの歌唱をやめない方が凄いと思います…！
終演後に買いました、Thunder You Poison Viperの新譜。
一作目はいかにも自主制作っぽいジャケットで、5曲1000円という価格設定に「iTunesかよ！ｗ」と橘高さんに突っ込まれたりしていましたが(笑)、今回はジャケットも豪華なデジパック仕様で、8曲入り2500円と、かなりそれらしくなっていました(笑)。
・Set List
タチムカウ-狂い咲く人間の証明-(Opening SE)
オーディエンス・イズ・ゴッド
バトル野郎〜100万人の兄貴〜
ゾロ目
カーネーション・リインカーネーション
吉原炎上
くるくる少女
ムツオさん
みんなの歌
LIFE (Thunder You Poison Viper)
Engage〜戦闘妖精雪風より (Thunder You Poison Viper)
愛の讃歌
小さな恋のメロディ (橘高Vo Ver.)
恋の蜜蜂飛行
ワインライダー・フォーエバー
労働讃歌
イワンのばか
気もそぞろ
・encore
霊媒少女キャリー
釈迦
ツアーファイナル
|
