RYUICHI、INORAN、そして葉山拓亮さんによるユニット、Tourbillonが今年で結成10周年ということで、ベスト盤発売と東名阪ツアーが発表され、今回はその初日公演に参戦してきました。(*´▽｀)
プライベートの事情もあり、今年はライブはあまり行けなかったのですが、割りとギリギリまでチケットが余っていたのと、サポートメンバーの発表を見て、衝動的にチケット取っちゃいました。(；´▽｀)
サイドギターに土屋昌巳さん、ベースがTOKIEさん、サックス＆コーラスにYukarieさん、そしてドラムは隆一ソロのサポートや、THEATRE BROOKのメンバーとしても活躍する沼澤尚さんという凄まじい面子ですもの…(^q^)
ドラム以外は武道館でのデビューライブと同じメンバー(当時のドラムは村石雅行さん)なのも、10周年ライブらしくて良いですね(笑)。
チケットを取ったのがなんと前日だったということもあり、二階席の後ろの方で、RYUICHI達メンバーは表情がわかるかどうかギリギリ、サポートメンバーはなにしてるかもよくわからないくらい小さかったのが、ちょっと残念だったかな。
まあ仕方ないのですが。(^^;
会場が暗転後、インダストリアル的なリズムに、ギターとピアノが乗るSEが。
ギターが凄くINORANっぽかったので、INORANと葉山さんによるレコーディングで作られた曲なのかもしれません。
ステージには垂幕がかかったまま、SEからそのまま新曲「悪夢のスパイラル」のイントロへ繋がり、RYUICHIの歌唱と同時に垂幕が落ち、いよいよライブがスタート！
RYUICHIがステージセンターに立ち、上手にINORAN、下手に葉山さん。
ステージ後ろの上手から順に、Yukarieさん、沼澤さん、TOKIEさん、土屋さんという並びでした。
デビューライブの時と比べると、葉山さんと土屋さんの位置が入れ替わりましたね。
ヴォーカルの両サイドをギターで挟む一般的な編成ではなく、メンバー三人が前に並び、サポートが後ろを固める編成がとても格好良かったです。(*´▽｀)
バックのスクリーンには巨大な時計が浮かび、時計の周りには円状にLEDライトが仕込まれているようで、一斉に光ったり、回転するように光ったりと様々な表情を見せていました。
続く「HEAVEN」では、時計の周りに雲の映像が浮かんでいました。
楽曲の発売から10年近く経っているのもあり、葉山さんのキーボードソロをはじめ、ちょこちょことアレンジが異なる点もあり、CDで聴きこんでいた分、それがまた新鮮でした。
特にドラムは恐らくTourbillon初参加の沼澤さんなので、特にドラムの変化が一番目立っていました。
最初のMCでは、Tourbillonとしてのライブは8年ぶりだということや、RYUICHIやINORANはやりたかったのですが、リーダーである葉山さんが中々首を縦にふってくれなかった…なんていう話題に(笑)。
まあRYUICHI達も忙しかっただろうし、冗談でしょうけど…ていうか葉山さんがTourbillonのリーダーだったのかｗ
そして「アゲハ」「saturation」「眠りの森の君」と、セカンドアルバム収録曲を立て続けに披露。
saturationはとても盛り上がりますね！
INORANがステージ前に出てきた時点で、この曲が来る！ってテンション上がりましたし(笑)。
イントロでは葉山さんがテルミンのような音を出していました…あれはキーボードのピッチを上げ下げしてたのかしら…それともテルミン？
ただこの曲の時は、ステージ上のストロボフラッシュが、恐らくですが二階席後方にちょうど直撃する角度だったようで、目がおかしくなりそうでした…無理に見てたら涙出てきたし。(；´▽｀)
眠りの森の君も少しアレンジが変えられ、間奏の葉山さんとYukarieさんのソロの間に、TOKIEさんの短いベースソロが入ったりもしていました。
でも今回のライブ全編に言えたことですが、土屋さんのギターとYukarieさんのサックスがちょっと聞こえづらかったかなあ。
まあINORANのギターが意外と爆音なので、バランスが難しいのかもしれません。(；´▽｀)
この日のMCでは、何故かLUNA SEAの思い出話が多かった気がします(笑)。
雪や雨に見舞われた話から、葉山さんは曇男なんだと、この日終始繰り返された葉山さん弄りへ(笑)。
曇男って、クモ男に聞こえるんですよね。(；´▽｀)
RYUICHIのMCはLUNA SEAの時のような作った感じではなく、ソロの隆一みたいなくだけたノリだったのですが、INORANを弄っては毎回「そうだねｗ」と返され、葉山さんを弄っても苦笑いされてばかりで、完全にスベリ芸と化していました。(´^q^｀)
そしてライブは中盤戦、泣きのバラード「Nameless Greenness」へ。
この曲は葉山さん作詞作曲なのですが、どことなくLUNA SEAを思わせる歌詞なので、もしかしたらLUNA SEAネタ多めだったMCは、この曲への前フリだったのかしら…いや、考えすぎか。(；´▽｀)
ステージが暗転し、INORANと葉山さんのみ残ったステージでは、ベスト未収録のインスト曲「Karna」が演奏されたのですが、恐らくこの日一番の爆音演奏でした…いやほんとLUNA SEAより音でかかったような…もしかしたらただのPA側のミスかもしれませんが(笑)。
ステージは暗転したまま、サポートメンバーとRYUICHIがステージへ戻り始まったのは「杞憂」。
この曲の見所はなんといっても、TOKIEさんのアップライトベース！
同期のシンセベースが8分で流れているので、なんと弓を使っての演奏…！
デビューライブの時も弓で演奏していたのですが、CDでは演奏されていなかったので、今回のライブでも省略されず、ちゃんと再現してくれて嬉しかったです…！
アウトロは次第に演奏が激しくなっていくというアレンジになっていて、最後の四小節では、マーチのようなスネアも加わり、まるで別の曲のようで、最後はバンドの演奏がピタッと止まり、シンセの音のみが残るというアレンジでした。
そして「selfish」「もう一度君に」と、ここで続けざまにミドル〜スローナンバーが一気に放たれます。
もう一度君にでは、TOKIEさんが再びアップライトベースに持ち替え、イントロでは弓を使い、それ以降は指弾きをしていました。
バラードでありながら、ジャリジャリしたINORANの歪んだギターと、土屋さんのワウギターの絡みも聴きどころですね。
デビューライブではINORANと土屋さんはツインギター的なアプローチが目立ったのですが、今回のライブではあくまでINORANがリードギターで、土屋さんはサイドギターに徹したアレンジをしていたようでした。
なので目立たない役回りでしたが、大先輩である自分よりも後輩を立たせる、土屋さんらしい立ち位置でした。(*´▽｀)
ライブはいよいよ後半、新曲「Colorless Images」で一気に畳み掛ける流れへ！
今回のライブはベスト盤中心の選曲になるということでしたが、激しい曲が少なめだったので、それ以外の曲は激しめの曲が選ばれると予想していた通り、「fight」「Hyper na blue」を続けざまに演奏！
この日のライブはベスト盤発売から2日しか経っていなかったせいか、Colorless Imagesはまだ馴染んでいないのか、あまり盛り上がってなかった感じでしたね。(；´▽｀)
fightはデビューライブでの土屋さんの派手なギターが印象的でしたが、今回はCD音源に近い演奏に。この曲もKarnaに負けないくらいの爆音でした…ほんと耳が痛くなるくらい。(^^;
Hyper na blueは沼澤さんのドラムソロからスタートし、TOKIEさんが合流するという流れで、間奏では珍しいINORANのギターソロが聴ける…筈が、ソロ後半を華麗にスルー！ｗ
そして本編最後の曲は、新曲「kagari-bi」で〆。
ツアー唯一のホール公演ですし、May Jさん出てくるんじゃないかなと少し思っていたのですが、残念ながら声のみ出演(？)でした。(^^;
CD通りの演奏だと、サビで終わりなのですが、今回のライブではその後にアウトロが追加され、よりラスト曲らしくなっていました。
LUNA SEAのUP TO YOUのライブバージョンみたいな感じです(笑)。
アンコールでは、ステージが明るくならずにそーっとメンバーが戻ってきたので、気付かずにアンコールを続ける人が多かったです。(；´▽｀)
いや別にこっそり戻ってきたわけじゃなく、そういう演出だったんでしょうけど(笑)。
アンコール一曲目は「バラは散る為に」。
本編一曲目に来なかった時点で、もう置き場所はここか、意表を突いてラストしか無いなあと思っていました(笑)。
流石に古い曲かつ、デビューライブはファーストアルバムでオープニングを飾った曲なだけあり、決して激しい曲ではないのにとても盛り上がっていました。(*´▽｀)
最後のMCでは、サポートも含めたメンバー紹介！
TOKIEさんの時に叫んだのは私です(笑)。
Touribillonはこれっきりじゃなく、ソロやLUNA SEAと並行し、今後も活動していくことが明言され、「それじゃ葉山っち、年末までに10曲お願いねｗ」なんて冗談も飛び出し(笑)、最後の曲はやっぱりこれかな、と…と語られ始まったのは、セカンドシングルの「your place」。
イントロではなんとRYUICHIとINORAN、二人の歌とギターのみでサビの演奏から始まり、大きな拍手と歓声が飛び交う中、土屋さんのアルペジオからバンド演奏がスタートするという、とても素敵な流れでした。(*´▽｀)
イントロからAメロではハンドクラップ、サビでは手を左右に振るRYUICHIに合わせ、客席も一体になっていました。
二番サビからはYukarieさんもタンバリンを持ったまま手を振り(笑)、間奏のピアノソロも少しアレンジされ、ソロを弾く葉山さんの長椅子(だと思うｗ)の隣にINORANが座りながらギターを弾いていたのも印象的でした。
ツアー初日ということもあり、Yukarieさんのサックスが聞こえづらかったり、Karnaやfightの異常な爆音、RYUICHIの歌詞間違い(これはいつもかｗ)等、ちょこちょこ気になるところもありましたが、鉄壁のサポートメンバーに囲まれているのもあり演奏は超安定、更に過去のライブから月日が経っているのが良い方向へ働き、演奏に大きくアレンジが加えられ、曲を聴きこんでいればいる程、新鮮な驚きを楽しめました。
特にドラムはCDより全体的に激しめになっていて、驚きましたホントｗ
RYUICHIの歌唱力も当時と比べとてつもなくパワーアップしているので、HEAVENやNameless Greenness、もう一度君にのような、歌唱力命の曲のクオリティが凄まじく上がっていました。
ツアーはまだZEPP東名阪を残しているので、今後どう洗練されていくのかが楽しみですね。
この日は残念ながらカメラが回っていなかったので、後の三箇所、どこかが映像化されたらいいなあ。サポートメンバーも含め、永久保存版ですもの。(*´▽｀)
・Set List
悪夢のスパイラル
HEAVEN
アゲハ
saturation
眠りの森の君
Nameless Greenness
Karna
杞憂
selfish
もう一度君に
Colorless Images
fight
Hyper na blue
kagari-bi
・encore
バラは散る為に
your place
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