両腕に「袖」を巻き、その身に収めた武器類を一切鈍らせることなく、全てが当時のままの力を保っていた。
ユニコーンMSV枠で、ドーベンウルフがまさかのHGUC化となりました!
もしかしたらEP7に出てくるのかしら…なんて予想していましたが、出てきたのはシルヴァバレトでしたね(笑)。
ちなみにこのキットが発売してから半年後に、シルヴァバレト、ZZ版ドーベンウルフ、そしてZZ版ドライセンが立て続けにリリースされましたw
カトキアレンジで、かなりスマートになっていますが、それでもかなりの大型キットです。
しかしこのボリュームで武器もほぼ再現していて、定価2,310円というのにはホント驚きです…。
バストアップと可動範囲。
旧キットでは再現されていなかった、頭部中央のスリットも再現され、モノアイが露出して見えます。
色分けも、袖付きのレリーフ部分や、スラスター内、膝周辺がシール再現なくらいで、ホントこれで2,310円なんて(ry
可動範囲はまあ並です(^^;
00やAGEで使われているポリキャップが使われているので、その巨体を支えるにはやや心許なく、無理なポーズを取らせると股関節が勝手に開いてしまうことも。(;´▽`)
腕が小さくなった事で、旧キットでは干渉して保持しづらかったビームライフルも問題なく持てます。
メガランチャーへの変形、接続ギミックも完全再現!
左右のグリップも無理なく持たせることが出来ます(一々手首を分解させて持たせるのがちょっと面倒ですがw;)。
ビームサーベルはその巨体に合わせ、1/100サイズのものになっています。(*´▽`)
流石に収納ギミック(太腿装甲の丸モールド)は再現されていません(笑)。
背中のビームキャノンは正面まで可動させる事が出来、ミサイルポッドも展開も再現されています。
更に旧キットでは付属していなかった、バックパックの対艦大型ミサイルを取り付けることも!
ただ、これらを可動させる際には、頭部から伸びた長いアンテナに干渉しまくるので、破損注意です。(^^;
肘関節部分を専用のパーツに差し替えることで、両腕の射出状態も再現する事が出来ます。
掌にビーム砲を搭載しているのを再現するため、最近のHGではめずらしく、平手が両手分付いているというありがたさ(笑)。
ZZでラカン・ダカランが搭乗した隊長機にのみ装備された、隠し腕までもが再現されています。
肘部分は残念ながら非可動ですが、爪は可動するので、ビームサーベルくらいなら持たせる事もできます。
Gジェネでの印象深いビームサーベル攻撃モーション(笑)。
右腕を射出し、隠し腕で抜刀→右腕で敵機をホールド→隠し腕のサーベルで斬りつけ→左手からビーム乱射→敵機をホールドした右腕に隠し腕を突っ込むようにして接続し→右手からビーム砲ゼロ距離乱射
説明書では何故か記載されていないのですが、腕のリード線はインコムに使うことも出来ます(笑)。
ちゃんとリード線を挿せる穴が開いているので、隠しギミックといったところでしょうかw
中間部のリレーインコムが付属しないので、公式ギミックにはしなかったのかなあ。
旧キット、そしてROBOT魂のMk-Xと比較。
腕、足首、背部ビームキャノンがあからさまに小さくなっていますね(笑)。
Mk-Xはリリース時期が近かったのもあってか、別ブランドにも関わらず、プロポは統一されていますね。
一年戦争時のMSと比べると、同スケールとは思えないくらい体格差がありますw
総評:★★★★★ 股関節がややゆるめで、関節の可動範囲も並ですが、とにかく圧倒的なコストパフォーマンスです!w
まさかラカン機の隠し腕まで再現されているとは…(^q^)
2014/11/19作成
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