ムック HISTORY GIGS 97〜11
2011年5月22日 日本武道館







ムックの日本武道館公演2DAYSの二日目「HISTORY GIGS 97〜11」へ行ってきました!
ヒストリーギグということで、過去から現在までのいろいろな曲を演るということは想像が付きましたが・・・まさか、帰りの電車内で既にセットリストが思い出せないくらいにカオスだとは・・・(笑)。



まずは、今回の武道館2DAYSでしか買えない限定シングル「暁」を購入するため、物販列に列ぶ。
一時間くらい列んで無事購入出来ましたが、開演時間前あたりに行けば、列ばずに買えたみたいです。(;´▽`)
まあ、万が一買えなかったら凹むので、結果的にはOKですけど。(^^;

席は上手側二階席で、かなり上の方でした。
最近どちらかに偏った席を引くことが多い気がします。(^^;

そして開演!

スクリーンにはレトロな無声映画のような映像が映しだされ、SEもレトロな映画音楽的なもの。

メンバーがスタンバイし終えると、映像が消え、なんと「アカ」からスタート!
照明は当然赤一色で、更にスクリーンも赤一色に染まり、あっという間にムックの世界になりました。(*´▽`)

その後も、「絶望」や「君に幸あれ」等、インディーズ時代の楽曲を中心に展開。
まさにヒストリーギグスですね!

5曲終わったところでやっとMC。
マイクで床を叩いて煽ったり、行けるかお前ら?行っちゃうの?行っちゃうのぉ・・・?みたいな、逹瑯らしいヘンなノリでした(笑)。

ここからは「我、在ルベキ場所」「モノクロの景色」など、メジャー後の楽曲が沢山並ぶ。
私的トラウマソング「ママ」や、生で聴いてみたかった「メディアの銃声」等、ちょっとレアな曲も演奏されました。
特に「メディアの銃声」は、演奏面ではこの日のベストテイクだった気がします。
ピアノを抜いたメンバー4人での演奏に合わせたイントロのアレンジや、楽器をアップライトベースにチェンジしたYUKKE。
ギターソロ後のブレイク部分で、マイクを通さずに叫ぶ逹瑯(正確には腹のあたりにマイクを抱えての絶叫)・・・など、見所、聴きどころが多かったです。(*´∀`)

前半戦のハイライトは「雨のオーケストラ」!
大量に焚かれたスモークと、ステージ上空に映された緑と赤の星空のような映像(恐らく光を反射する雨粒を表してた?)が美麗でしたね。
これも生で聴きたかった曲でした。(*´ー`)

そして、演奏終了後にメンバーはステージから消え、ノイズSEが鳴り響く中、スクリーンにはタイマーが表示される。
まさか・・・と思ったらやはり、タイマーは「2分7秒」で消え、サイケデリックな映像と照明演出の中、メンバー4人がステージに登場し、インストナンバー「2.07」を演奏!
ヴォーカル逹瑯は、サーチライト片手にステージ下手と上手を行き来しながら、客席を煽っていました。

そして、ヘヴィなノリを維持しつつ「茫然自失」へ突入!
ここからは、比較的新しめな「梟の揺り篭」「志恩」を挟みつつ、インディーズ〜メジャー初期の攻撃的ナンバーを連発する流れに!
「志恩」では、2009年の武道館の時のような、SATOちのタムに合わせて火柱が上がる演出が。
この時の熱風、二階席まで届きました(笑)。

途中でMCが入り「みんなで歌える曲をやりましょう」と言って「およげ!たいやきくん」が始まったのには驚きました(笑)。
この曲って、何年振りくらいなんだろう。
それとも案外やってるのかな?

その後は「娼婦」「スイミン」と、初期のナンバーで決め、ラストは「9月3日の刻印」。
スクリーンにはリアルタイムに歌詞が書き出され、ラストのミヤの語りは、叫ぶような緊迫感のあるものでした。
アウトロのギターソロはCD音源よりも長くなり、ソロを弾き切った後に崩れるようにステージ上で倒れるミヤが印象的でした。




一回目のアンコールは、「謡声」「流星」「フライト」と、ライブでは定番な、ムックのポップサイド全開のナンバーを連発!
二度目のアンコールではそれとは対照的に、アコースティック系のナンバーが並ぶ。
恐らくラジコン操作と思われる小型の車に乗ってカエルのぬいぐるみがステージに登場して、演奏されたのはなんと「ロバートのテーマ」!(笑)
そしてその次には「夢の街」まで!なんというレアナンバー連発。(;´▽`)
ハーモニカは当然逹瑯で、あの何だろう、ブーブー鳴る笛みたいなの(笑)は、YUKKEが吹いてました(笑)。
ロバートの彼女です、と紹介されてもう一匹のカエルのぬいぐるみが現れ、YUKKEとSATOちがそれぞれを手に持って、アウトロの「キラキラ光る〜・・・夢の街」というメロディに合わせ、カエル二匹にキスをさせていました(笑)。
それを映していたスクリーンに大きなハートマークが表示される凝りようでw
彼女はロバ子と呼ばれていましたが、あんまりなので名前募集とのことです(笑)。

一気に和やかな空気となり(笑)、MCでは、69歳になったらライブをやろう!でもその時はメンバーやファンのために医療班を用意しておかなきゃダメかも、みたいなことを言ってました(笑)。

二度目のアンコールの〆は、「優しい歌」。
最後の「ららら・・・」を繰り返すパートに入るところで逹瑯が「お前ら携帯取り出せー!」と叫び、携帯の画面をサイリウムのように使うことで、客席全体がキラキラと輝き、とても綺麗でした!
光の度合いもそれぞれちがくって、サイリウムより綺麗なんじゃないかな、これ(笑)。
一階席や、反対側の二階席がよく見えて、この時ばかりは、二階の後ろの方でよかったと思えました。(;´▽`)




そして、まさかの三度目のアンコール!
ここでは、会場限定で発売されたチャリティーシングル「暁」一曲のみを披露。
照明演出は最低限で、演奏もメンバー四人の音のみで、エレキギターを使いながらも、とても優しい質感を持った曲でした。




開場時間が15時と、かなり早めだったライブは、3時間の長丁場となり、18時頃に終演。
ライブでの定番曲から、知名度の高いシングル曲・・・んでもって、超が付きそうなくらいのレア曲まで、様々な面でバランスの良い、まさにヒストリーギグといえる凄いセットリストでした・・・!
「盲目であるが故の疎外感」なんて、ライブが終わった後に他の人が話していたのを聞くまでタイトル思い出せませんでしたし(笑)。

2階席だったので、ヘドバンとかは出来ないかなあ、と思ってたら、私の前の席にいた女の人がガンガン頭振り出したので、私も遠慮なく暴れられました(笑)。
いや、テンション上がったら一人でも暴れますけどね(笑)。
そのおかげで、次の日は首が筋肉痛気味でした・・・w

演奏面でのベストは、「メディアの銃声」で、演出面でのベストは、「雨のオーケストラ」 「2.07」「志恩」「優しい歌」。
今浮かぶものだと、このあたりでしょうかね。
最近のムックは演出面への拘りが強いと聞きましたが、確かにそのとおり、照明や映像を使った演出がとても素敵でした・・・!
照明は、その曲の魅力をそれこそ数十倍にも引き出せるものだと思っていますので、照明演出に拘るアーティストのライブが大好きです、私は(笑)。

最近のライブで定番となっている「ファズ」「蘭鋳」「名も無き夢」や、アルバム「球体」「カルマ」からの曲を演らなかったのは、先日の武道館で演ってたからなのかな?



・Set List

アカ
絶望
最終列車
盲目であるが故の疎外感
君に幸あれ
我、在ルベキ場所
メディアの銃声
ママ
25時の憂鬱
モノクロの景色
ココロノナイマチ
雨のオーケストラ
2.07
茫然自失
梟の揺り篭
路地裏僕と君へ
志恩
商業思想狂時代考偲曲
およげ!たいやきくん
娼婦
スイミン
9月3日の刻印

・Encore1

謡声(ウタゴエ)
流星
フライト

・Encore2

ロバートのテーマ
夢の街
優しい歌

・Encore3





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