LUNA SEA For JAPAN Promise to The Brave
2011年10月23日 さいたまスーパーアリーナ







今回は、10月にさいたまスーパーアリーナで開催された、LUNA SEAの復興支援ライブのレポです!



本来なら今年はLUNA SEAとしての活動は予定されていなかったそうなのですが、3月に起きてしまった大震災の後、何かできることはないだろうか、とLUNA SEAのメンバーはミーティングを重ね、急遽、去年披露した新曲のうちの一曲「PROMISE」を、復興支援曲として配信リリースし、震災からある程度の時間を開けた10月に復興支援のライブが決定しました。
「PROMISE」と、今回のライブの収益は、全て復興支援のための義援金として被災地へ贈られます。

去年ライブをやった東京ドームと比べ、キャパシティは半分くらいですし、今年唯一のライブというだけあり、チケットの争奪率は非常に高かったのですが、ダメ元で応募した先行予約に当選してしまい、無事参戦することが出来ました。(^^;
去年の黒服GIGで落選した無念を晴らせたかな?(笑)

私の席は、二階席の真ん中ら辺でした。
最近、最西端や最東端ばかりだったので、二階とはいえ、久々に良席になった気がします。(^^;


開演時間より少し遅れ、会場が暗転・・・!
定番となったSE「月光」が流れだし、ステージには、去年の海外公演と、神戸2DAYSで使われていた、満月とLUNA SEAのロゴが刻まれたバックドロップが(もしかしたら映像だったかも?)。

青や紫に光る照明の中、メンバーがステージに現れ、SEが途切れると同時に、センターに立つRYUICHIの足元から、真っ直ぐに光が伸びる。
去年24日の「TIME HAS COME」の時に近い演出ですが、一曲目は・・・?


「せめて・・・抱き締めて・・・」と歌いだすRYUICHI・・・「WITH LOVE」!
歌い出した瞬間に凄い歓声があがってました(笑)。
再結成以降では初めての演奏ですね。
後日知りましたが、乳白色の優しい照明に包まれた演出は、復興支援ライブというのを意識した演出だったそうです。

その後は定番の「Dejavu」へ!
その後のMCでは、かつて自分たちを支えてくれたファン達が、あの震災で傷付いてしまった。だから、自分たちが今度は、被災したファンのみんなを助ける番だ、といったことを語っていました。
アーティストがライブをすることで、私達がお金を出してライブを楽しんで、被災した人達に、そのお金が届けられる・・・。
6月の氷室さんのライブでも思いましたが、シンプルながらとても素敵なことだと思っています。
余談ですが、そういう行為を売名だと言われた泉谷しげるさんが、「売名だけど、悪い!?」と言い返したことや、「まずはお金や物を被災地へ送ること。気持ちなんてものは後から付いてくるものです」というBUCK-TICKの今井さんの発言は、ホントに名言だと思っています。


話が逸れたので、ライブレポの続きを(笑)。

今回のライブは一日だけの単独公演なので、ONDの時のような定番の流れで来るのかと思いきや、次の曲は「TRUE BLUE」!
その後は「SLAVE」「G.」と、近年演奏している曲ではありますが、曲順を入れ替えていたり、普段ならJESUSやEND OF SORROW等にその座を譲ってしまうことの多い曲が選ばれていた気がします(笑)。
SLAVEでは、ギターソロでSUGIZOの弦が切れるトラブルがあり、CDとは全く違う、アドリブっぽいソロになっていました(笑)。

そしてここで再びMC。
震災直後は、この会場も被災者を受け入れるための施設となっていたことがRYUICHIから語られ、ここで一分間の黙祷。


黙祷が終わった後に演奏されたのは、復興支援のために急遽レコーディングされた新曲「PROMISE」!
イントロから七色に彩られたライトがステージから真っ直ぐに放たれる・・・!
生で聴くのはもちろん初めてでしたが、配信されたものと比べると、キーが半音下がってたかな?
INORANやSUGIZOが普段見慣れないギターを使っていたのも、半音下げ用のギターだったからかもしれません。
原曲はINORANらしいですが、メロで入る煌びやかなディレイギターや、歌うようなギターソロ等、SUGIZOの見せ場が多いですね。(*´▽`)

PROMISEの後は、再び定番の「gravity」へ続き、ここで国内ではOND以来だった「RA-SE-N」が!
この曲はライブで聴くことで、魅力に気付いた曲なので、これが来ると凄くテンション上がります(笑)。
間奏のギターソロではずっとヘドバンしていますw

「Providence」へ続き、LUNA SEAのライブでのヤマ場となるここで演奏される大曲は・・・何故か去年のワールドツアーで一度も演奏されなかった「MOON」!
イントロの歌い出しでは、RYUICHIが、自分を照らすライトの光を、手に持った円盤状の鏡(?)で乱反射させるという、今までになかった演出が!
更に、ギターソロに入るタイミングに合わせ、甲高いシャウトを決めたりと、久々の演奏ながら更なる進化を見せていた気がしました・・・!
終盤ではステージ上にミラーボールも登場し、照明の光を乱反射する。
GENESIS OF MINDにVIRGIN MARYに・・・ホントこのポジションは激戦区ですね・・・(;´▽`)


ドラムソロは、静と動の混在したカオスな感じでした。
真矢定番の、和太鼓のような「間」を意識した演奏をしていたと思ったら、急に高速フィルを盛り込んできたり、といった感じです(笑)。
私みたいにライブ慣れしていない人は、最初らへんってメンバーの名前を叫ぶのを躊躇してしまうのですが、このドラムソロでの「真矢ー!」コールは、客席が一体となって叫ぶので、これをきっかけに、後のメンバーコールも遠慮なく出来るようになるんですよね(笑)。

ドラムソロの締めでは、いつも火柱や花火が上がるのですが、今回は無し。
後に雑誌で知りましたが、復興支援ということで、特攻演出は、WISHの銀テープ以外は削ったのだそうです。
そういえば、Dejavuのイントロでも花火上がりませんでしたしね。

Jのカウントと共に始まったのは「BLUE TRANSPARENCY」!
あ、この曲、生で初めて聴いたかも(笑)。
そして、ここで再びMCが入り、「I for You」へ。

ここから後半戦で、普段は客席を煽るRYUICHIですが、今回は、自分たちと客席の気持ちをぶつけ合って、想いを届けようじゃないか、みたいな感じだったと思います!
ここでも定番セトリとはちょっと曲順が入れ替わっていて、「DESIRE」「STORM」「TIME IS DEAD」「ROSIER」「TONIGHT」という流れに。
単に前二曲が入れ替わっただけですが(笑)。
TONIGHTでINORANが客席を煽る姿は、去年観た時は衝撃的でしたが、今やこれ無しじゃダメってくらい馴染んできていると感じました(笑)。

ライブ本編はここで終了。
アンコール中は、ドームの時みたいに客席でウェーブとか発生していました(笑)。
あれっていつもやってるの?w


今回はアンコールは一回のみ。
まずは、久々に披露された「Crazy About You」!
最後のアルバム「LUNACY」の最後に収録された楽曲ですが、FINAL ACTでも演奏されませんでしたし、何気に貴重な曲だったかもしれません(笑)。
そのあとはメンバー紹介があり、真矢が「こう見えても、ボーカルのRYUICHIです」とボケたり、その次に紹介されたJが「なにこれ、面白いこと言わないとダメなの?w」と、和やかな雰囲気に(笑)。
RYUICHIが「世界一クールなギタリスト!」と紹介している時に、INORANとSUGIZOがお互いを指差し合っていたり、INORANが普通に喋ったり(!)、「ギターのSUGIZOです」と、ボケまでかましたりと、ステージ上でここまでメンバー同士が冗談を飛ばし合っていたことって、今まであったのでしょうか(笑)。
ちなみにSUGIZOとRYUICHIは真面目なMCでした(笑)。

そしてここからのラスト二曲は、お馴染みの「PRECIOUS...」「WISH」で締め!

うむむ・・・元々MCを覚えるのは苦手なのですが、今回は時間を置いてしまったり、このレポを書くまでに別のライブへ行ってしまったりとしたので、余計に記憶が薄れてしまっていますね・・・すみません(汗)。

今年のLUNA SEAとしての活動はこれで終了だそうですが、復興支援のための活動はまだ続けていくそうですし、LUNA SEAとして、再び近い将来、動くそうですので、楽しみですし、応援していきたいですね。



おまけ。
飾られていた花(笑)。









・Set List

WITH LOVE
Dejavu
TRUE BLUE
SLAVE
G.
PROMISE
gravity
RA-SE-N
Providence
MOON
DRUM & BASS SOLO
BLUE TRANSPARENCY〜限りなく透明に近いブルー〜
I for You
DESIRE
STORM
TIME IS DEAD
ROSIER
TONIGHT

・Encore
Crazy About You
PRECIOUS...
WISH



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