・BUCK-TICK TOUR 夢見る宇宙  
 2012/10/06 よこすか芸術劇場







UPが遅くなってしまいましたが、10月に行ってきた、BUCK-TICKのホールツアー「TOUR 夢見る宇宙」初日のレポです!

よこすか芸術劇場は個人的に好きな会場なので、今回もやってくれて嬉しいです。(*´▽`)
縦長な構造で、席が五階まであるというのもめずらしいです(笑)。


客電が消え、ステージを覆っていた白い幕に、夢見る宇宙通常盤のジャケット写真が大きく映し出され、歓声が!
・・・が、ジャケット写真はすぐに消え、そのままスルスルと幕が上がりました(笑)。
そのまま幕に映像を流しながらオープニングSEが流れるのかと思ってたから、無音で幕が上がっていった時には、ちょっと「ん?」ってなりました。(;´▽`)

まるで洞窟か月面のようなステージセットで、オープニングSEと共に、ステージ後方のスクリーンには、宇宙や海原等、世界の始まりを思わせるかのような壮大な映像が流れる。
楽器隊四人がスタンバイし、ステージ中央には大量のスモークがたかれ、そのスモークの裏からあっちゃんが登場し、「エリーゼのために」からスタート!
あっちゃんは黒のジャケットコートに赤のパンツ、コートの下はノースリーブで、頭には黒の軍帽(?)という、中々過激なスタイルでした(笑)。
ステージ上部には、鍾乳洞を模した縦長のLEDモニターが釣り下がり、「LADY SKELETON」では、コミカルな骸骨のシルエットが踊り、「人魚」では、ステージ後方のスクリーンと合わせて、広大な珊瑚礁が映し出されたりと、いつものBUCK-TICKらしい、楽曲の世界観を後押しする演出として使われていました。
人魚の間奏では、英彦さんが上手側の花道に出てきたのですが、いつもののそのそ歩いてくる感じではなく(笑)、軽くステップを踏むように躍り出てきましたw
人魚は初めて聴いた時、ライブでどうなるか全く想像できない曲だったのですが、スネアに合わせた手拍子もあったりして、もしかしたら新曲でもいちばん盛り上がってたかも(笑)。

続く「夢路」では、一本の蝋燭が映し出され、曲が終わると同時に、あっちゃんが蝋燭を吹き消すかのような動きをし、それに合わせて蝋燭の火が消える演出が素敵でした。

ここからしばらく、古い曲を立て続けに演奏していたのですが、「Long Distance Call」を筆頭に、全体的に選曲がダークでしたね。
まるで、「夢路」や「禁じられた遊び」の世界観に引き寄せられるような選曲でした。
暗黒あっちゃんワールド全開って感じで(笑)。

再び新曲の流れに戻り、「夜想」では桜吹雪、雨、満月。
「禁じられた遊び」では、小さな部屋で膝を抱える子供や、セピア色の景色に揺れるブランコ等、歌詞に合わせた映像が使われていました。
禁じられた遊びは、演奏前に「ただいま」演奏後に「おかえり」と呟いていたり、間奏ではまるで胎児のように、膝を抱えてステージ中央で寝転んだりと、やっぱりこの曲へのあっちゃんの想いは強そう(重そう)な感じを受けました。

…なんか今回のレポ、映像や演出の話ばっかやな。(;´▽`)

そしてライブも後半戦。
シングル発売から、この日ようやく披露された「SANE type-U」を皮切りに、再び新曲中心の流れへ!
「INTER RAPTOR」で手拍子が無かったのは残念でしたが、今後のライブで、人魚みたいにあっちゃんが率先してやってくれれば、自然発生するようになるかな?(笑)。
本編ラストは、「CLIMAX TOGETHER」!
9月のフェスを意識して作られた曲なので、てっきりアンコールに回されると思っていたら、まさかの〆でしたw


アンコールでメンバーが登場した際、英彦さんの歓声がいつも以上に大きいと気付く(笑)。
そう、今回のツアーから、英彦さんがイメチェンしていました(笑)。
天リボあたりからずっと続いていた渋く男らしいイメージから一転、髪をオールバックにし、アシンメトリーの衣装という、中々派手な感じに(笑)。

一回目のアンコールは「Coyote」「idol」「HEAVEN」。
メンバーがスタンバイした時に、ギター二人がアコギ持ってて、ゆーたさんがアップライト持ってた時点で、これは来るな、と(笑)。

二回目のアンコールでは、恐らくBUCK-TICKの曲でも五本の指に入るのではないかと思う程に盛り上がる「天使は誰だ」からスタート!
memento mori rebirthツアー以来久々に生で聴いたのですが、「♪拍手喝采の〜」のところで手拍子が発生したりと、また進化しててビックリw
最後のサビでは、今井さんだけでなく、あっちゃんも上手花道に出て来てくれました。(*´▽`)
この日あっちゃんがあまり花道に出て来なかったのは、会場の縦長の構造上、三階席以上の左右の席だと、花道が見切れちゃうからかな?

そして、天使は誰だで最高に盛り上がったテンションで、最後に夢見る宇宙をやって〆かな?と思ってたら…ここでまさかのTIGHT ROPE登場。(;´▽`)
なんというか…「…えっ?」って空気が凄かったです。(;´Д`)

♪天使は誰だ
ヾ(゜∀゜)ノシ三ヾ(゜∀゜)ノシ

♪TIGHT ROPE
('_') ('_')

これくらいの温度差があったかとw

そして今度こそ本当のラストで(笑)、今井さんが弾くきらきら星のメロディに導かれるように始まったのはもちろん、「夢見る宇宙」。
ON PARADEでも使われた、赤子と惑星の映像も使われましたが、サビでは宇宙か星空を思わせる映像に変化。
このサビで宇宙が映る演出は、「夢路」と「禁じられた遊び」でも使われましたね。
「夢見る宇宙」はアルバムを象徴する曲ですし、先の二曲は、あっちゃん的には特に重要な二曲だという感じもしますから、あの二曲が、夢見る宇宙へ包まれるというか…そんな印象を受けました。
過大解釈かもしれませんが(笑)。

全ての曲が終わった後は、再びきらきら星を奏でる今井さんのみ残り、他のメンバーは先に袖へ捌けて行きました。
今井さんの後ろを通るアニイが、両手で浣腸のポーズをしてたのには思わず爆笑してしまいましたが(笑)。
感動的なシーンなのに!w

最後はきらきら星をノイズの洪水に変え、今井さんも捌け、TOUR夢見る宇宙、初日は無事終了となりました。


初日ということもあり、先入観なしで観られたので、色々な発見がありすぎて逆に覚えきれず、なんだか映像や演出の感想ばかりになってしまいました。(;´Д`)
纏めると、人魚が予想以上に盛り上がったのと、過去曲の選曲が全体的にダークだったこと、アンコールで最高潮に盛り上がったところで何故それ!?
といったところでしょうか(笑)。


・・・あ、そういえば、My Baby Japanies -typeU-やらなかった・・・('∀`)
原曲が打ち込み主体だから、ライブで出来るようにって今回セフルカヴァーしたって言ってたのに・・・英彦さん・・・(^q^)



・Set List

エリーゼのために
LADY SKELETON
ONLY YOU
人魚 -mermaid-
夢路
Long Distance Call
極東より愛を込めて
残骸
見えないものを見ようとする誤解、全て誤解だ
夜想
禁じられた遊び -ADULT CHILDLEN-
SANE -typeU-
INTER RAPTOR
MISS TAKE -僕はミス・テイク-
CLIMAX TOGETHER


・encore

Coyote
idol
HEAVEN

天使は誰だ
TIGHT ROPE(2007)
夢見る宇宙






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