・藤岡市制施行六〇周年記念プレイベント

 劇場版BUCK-TICK 〜バクチク現象〜 最速先行上映会

  2013年6月01日 群馬県藤岡市 みかぼみらい館

 



※映画本編の具体的内容や、主題歌の感想等、ネタバレはページ最下部に載せてあります。


BUCK-TICKのメジャーデビュー25周年を記念して作られた映画、「劇場版BUCK-TICK 〜バクチク現象〜」の先行上映会に参加してきました!(*´▽`)
25周年に相応しく、あっちゃん、今井さん、ヒデさんの故郷、群馬県藤岡市での開催ということで、BUCK-TICKファン歴11年半にしてこの私、 群 魔 初 上 陸 ! !




みかぼみらい館へは、新町駅と群馬藤岡駅のどちらからでも行けるのですが、電車の本数やかかる時間から、今回は新町から向かうことに。
本当は群馬藤岡駅から行きたかったんですけどね。聖地ですしw

バスが全然来なかったりで、本当に辿り着けるのか不安でしたが、開場30分前に無事到着。
バスは群馬藤岡駅の前を通過し、バスの中からもあの「今井商店」を確認出来ました・・・思わず声上げそうになっちゃいましたよ。(;´▽`)





みかぼみらい館!
ここでお馴染みのBUCK-TICK友達、FGYさんと合流。
彼女の友人がチケットを一枚余らせていたということで、今回現地でお譲りしていただけるという話でして…本当に感謝しています。(*´▽`)
しかもチケットを譲ってくれた方、なんと私と同じ地元に住んでる方だったという驚きの事実(笑)。




会場に入ると、これは・・・!?
なんとあっちゃんのお兄さんだそうです!

そしていよいよ先行上映会が開演。
FM群馬のアナウンサーの方(だったかな?)が司会を務め、藤岡市市長さん(!)と、映画監督の舞台挨拶も。
市長さんの話は、BUCK-TICKメンバーとファンの方との絆の話が印象的でした。
アーティストとファンって、一方的な関係に見えて、実はお互いが支えあって成り立っていますからね。
ファンがBUCK-TICKを敬愛し、BUCK-TICKが故郷の藤岡を敬愛し、この日集まったファンを、藤岡市とBUCK-TICKが敬愛して…ホントに素敵な関係だと思います。
あーなんか自分で書いてて頭こんがらがってきた・・・乱文すみません。(;´▽`)
監督の挨拶では、この映画が、なんと先日完成したばかりだという衝撃の事実が!w
なのでこの日は、本当の意味での「最速」先行上映会だったのです(笑)。
もちかしたら、関係者よりも先に観てしまったのかも?(;´▽`)

映画は前編が87分、後編が92分だったかな?
間に15分休憩を挟んでの上映でしたが、長丁場で中々体力を使いました(笑)。
みんな騒がずに行儀よく観ていました・・・一部シーンを除いて(笑)。
詳しい感想は最下層に書くとして、上映終了後にサプライズがあるので、映画が終わってもすぐに帰らないでくださいね、と司会の方から言われていましたが、はてさて。
スクリーンには、映画のロゴが表示されていますし、主題歌の発売日発表か、もしくはメンバーのメッセージ映像かな?なんて予想していたのですが・・・。
参加出来なかった皆さんももうネットのニュース等で知っているとは思いますが(笑)、なんとBUCK-TICKのメンバー全員がサプライズ登場してくれました!!!

司会「今日、このみかぼみらい館に…BUCK-TICKのメンバー…全員が来t」
客席「きゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁqzstxdyくgヴぃbhmこ;:p,!!11111!!!!11!!」

まさに狂喜の大歓声でした・・・w
いやもう私も思わず悲鳴あげちゃいましたもん(笑)。
会場に響く「STEPPERS -PARADE-」のイントロをバックに、ステージ上手より、あっちゃん、今井さん、ゆうたさん、ヒデさん、アニイの順に登場!
SEが止んだ後も、客席の歓声に応えるように、五人は客席を眺めたり、今井さんとゆうたさんはスマホで写真を撮ったりと、しばらくの間、アーティストとファンの、心地良い交流の時間が続きました。(*´▽`)
そして、司会の方が、「み、みなさんちょっと落ち着きましょう・・・最前の方も座って座って、深呼吸して…(^^;」みたいに、騒ぐ私達をなだめていました(笑)。

メンバーの自己紹介では、藤岡市出身の〜と紹介するフロント三人、藤岡の高校へ通っていたと紹介するゆうたさん、「えっとすみません、高崎市出身のヤガミトールです(笑)」と、なんだかオチ要員っぽくなってしまってたアニイ(笑)。
狙ったような流れでしたね(笑)。

その後のインタビューで印象に残っている話だと、映画では自然な姿を撮ってもらうため、今井さんはカメラマンを徹底的に無視したとのことで、こんなにも人を無視したのは初めてでしたと語っていました(笑)。

メンバーが退場する際にも、再びSTEPPERSがSEとして流れ、そのままエンドロールになり、先行上映会は終了となりました。
早くも新曲のサビを口ずさむ人もちらほらいましたね。(*´▽`)

知り合いと合流するために、劇場の外で待っていたのですが、思わぬサプライズがあったからか、出てくる人達がみんな凄くいい笑顔w
みんなこんな顔(●´∀`●)でした(笑)。


帰りには既にバスが無く、タクシーを捕まえるのに苦労しましたが、なんとか群馬藤岡駅へ到着。
電車が来るまでに5分ほど時間があったので、急いで今井商店へ!w



駅から徒歩数分、本当にありました・・・!←当たり前ですw
群馬藤岡駅もそうですが、今までファンサイトやブログでしか見たことなかったので、なんだか夢のようでしたね。(*´▽`)
今井さんのお父さんらしき人もいたのですが、時間がなかったため、今回はお店の写真だけ撮らせてもらって、すぐに撤収してしまいました。
やっぱり何かのついでだと時間がなさすぎるので、聖地巡礼をするとしたら、そのためだけに改めて訪れた方が良さそうですね。
お盆休みあたりに行こうかしら。(*´▽`)


帰りの電車では、FGYさんとそのお友達とBUCK-TICKトークを目一杯しながら帰路へつきましたとさ(笑)。


映画本編と、主題歌に関する感想はこの下です!↓







































































まずは映画本編の感想。
事前情報の通り、レコーディングやライブでの舞台裏を追ったドキュメンタリー・・・なのですが、よくアルバムやライブDVDのおまけで入っている映像とは全く印象が異なりました。
監督が「その場の空気感を大切にし、まるでその場にいるかのような感じられるように」と語っていた通り、字幕やナレーション、メンバーや関係者のインタビュー等はほぼ存在せず、BUCK-TICKメンバーのいる場所を、ただただ記録し続けているという印象でした。
過去の映像作品「PICTURE PRODUCT」や「at the night side」とは明らかに違う感触です。
更に具体的に言うと、場面の頻繁な切り替えや映像の切り貼りもあまりされておらず、楽屋で楽器の練習をする姿や、ミーティング風景等が淡々と映し出されていきます。
よくバラエティ番組等である、隠しカメラでタレントの行動を隠し撮りしたりしてるアレを想像してもらえるとわかりやすいかもしれません(笑)。
もちろん本作はちゃんとカメラマンが撮影し続けたものだそうですが(今井さんのカメラ無視発言からも分かる通りw)。
前編後編共に、最初から最後まで本当にナレーション等が存在せず、感動させようとか盛り上げようとかそういう意図も一切感じさせず、本当にただ純粋にバンドの一年間を映した、「記録映像」と呼ぶに相応しい印象でした。
そういう意味では、割とディープなファン向けかもしれませんね。
初心者にはちょっと向かないかも。(^^;

前編は、2011年末のDIQ舞台裏から始まり、アルバムのレコーディングやミーティング、日比谷野音、TOUR PARADE、アニイバースデーライブ、そしてBUCK-TICK FEST2012の設営場面まで。

場面ごとに印象に残ったシーンだと、今まで雑誌インタビュー等で語られていた、デモテープでは作曲者が仮歌を入れているという発言通り、今井さんの歌う「夜想」や、ヒデさんの歌う「My Baby Jaoanese TypeU」を少しですが聴く事ができます(笑)。
他にも、比較としてなのか、アルバムのレコーディング風景の途中に、インディーズ時代のレコーディング風景が差し込まれるというビックリ演出も(笑)。
恐らく、2005年末の「FILM PRODUCT」で使われたものと同じだと思いますが、あの時と同じく、客席からは笑いと歓声が起こり、その後何事も無かったかのように現在のレコーディング風景に戻ったところでまた笑いがw

野音はFT限定だった一日目の映像が中心なのも嬉しかったですね。
雨水をステージから押し流す風景や、アンコールで演奏された「疾風のブレードランナー」が途中までですが流されました。
・・・そう、ネットや雑誌はもちろん、FT会報にさえ載らなかった、肩までまくった黒Tシャツと白いちゃんちゃんこの合わせ技が遂に映像化されてしまいました・・・(;´▽゜)
このライブに参戦していた友人が、スギちゃんみたいだったと言っていたのがとってもよく理解出来ました。(ノ∀`)

TOUR PARADE2012では、5年前のフェスDVDのような、対バン相手との交流風景を期待していたのですが、そちらは残念ながらほとんど収録されず。
大人の事情なのかしら・・・w
考えてみれば、2007のDVDはインディーズ流通での発売でしたからね。

そんな中、氣志團だけはMCや、ほとんど音声のみでしたが、サプライズ演奏された「MY EYES & YOUR EYES」、そしてスタッフはもちろん、BUCK-TICKメンバーにさえそれを隠していたからなのか、演奏後に舞台裏で氣志團メンバーがあっちゃんの前で次々と土下座をする場面(笑)が入っていたりと、ちょっと優遇されていましたw
そして名古屋公演では、あっちゃんが行き止まりである下手へ捌けようとして、今井さんに指摘される場面もバッチリ収録(笑)。
てかあっちゃん、去年だけで二回もやらかしてたのか・・・w
この映画には収録されていませんでしたが、後のアルバムツアーでの神奈川県民ホールでも同じ事をやっていました(笑)。

アニイバースデーライブでは、バースデーケーキとアニイのMCが。
マスカレードが入らなかったのは個人的に残念でしたが、まあ仕方ないか。(^^;


後編はBUCK-TICK FEST2012からスタートし、TOUR夢見る宇宙に密着する構成。
ラストの今井さんがキラキラ星を奏でる場面で、客席後方の花火が全て上がった後に、ステージ前方から特効の火柱が上がるので、花火が上がったのを合図にすぐにステージから逃げてくださいとスタッフさんに指示されていた今井さんですが、花火が上がる間もステージに残り続け、演奏を終えて袖へ向かって歩き始めたと同時にドバーン!と特効が(笑)。
ここも客席からは笑いがおきていましたw
その後のフェスの打ち上げ風景は、乾杯の音頭と共にスクリーンがフェードアウト・・・やっぱり大人の事情かw

TOUR夢見る宇宙は、もちろん本番だけでなく、リハーサル風景や楽屋、移動時までも密着。
よこすか芸術劇場は特徴的なので、すぐにわかりますね(笑)。
「Alice in Wonder Underground」のリハでは、ハンドカメラを持ったあっちゃんがヒデさんと今井さんをドアップで撮影するのですが、カメラに気が付いてびっくりしたような笑いを浮かべるヒデさんと、横目でチラッと見てから、何事もなかったかのようにスルーする今井さん、両ギタリストの対比が面白かったですw

後編主題歌のエンドロールが流れた後、武道館のオープニングへ続き、この日の一曲目に演奏された「エリーゼのために」の、イントロと共にスクリーンが暗転して、25周年を記念した映画は幕をおろしました。


最後に、主題歌2曲の感想を。

前編主題歌の「LOVE PARADE」は、ヒデさんらしいミディアムナンバーなのですが・・・なんというか、もうこの一言に尽きる。


星 野 英 彦 こ こ に あ り 


パレードが行ってしまう、去ってしまう寂しさを歌ったというあっちゃんの歌詞も相俟って、とても切なく美しい楽曲といった印象を受けました。
JUPITERや幻想の花を思い出させる、ヒデさんの代名詞になりそうなくらいのインパクトを感じました。

後編の主題歌「STEPPERS -PARADE-」は、最近のBUCK-TICKのモードをフル出力したとでも言いたくなる、アッパーで楽しげで、ちょっとアングラ臭も含んだ必殺のグラムロックナンバー!
イントロのドラムロールがどことなく、FEST2012のオープニングSEを思い出させます。
あっちゃんと今井さんの合作となった歌詞は、LOVE PARADEと対をなす、パレードが僕らの町に来るよ、というワクワク感を表現したそうです。

この2曲、リリース時期は未定だそうですが、映画がDVDになる頃に両A面シングルで出すのかな?
いや、映画を前編後編それぞれ別に発売して、特典CDとして付属する確率のほうが高そうだ・・・(;´▽`)




以上、映画と主題歌の感想でした!
これを書いているのが6月14日。
いよいよ明日から全国公開ですね!
まさか先行上映会に行けるとは思っていなかったため、一般のチケットもしっかり取りましたので(笑)、改めてもう一度観に行こうと思っています。(*´▽`)


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