・cali≠gari 東京カリ≠ガリランド
 2014.02.02 舞浜アンフィシアター







予想を遥かに超える長文になってしまい、二回に分けてのUPになったcali≠gari舞浜2DAYS、今回は二日目のレポです!
青さんのツイートによると、二日目は一日目とは全く異なるセットリストになるとか!
一日目があまりに素晴らしいライブだったので、全く同じセトリでも楽しめる…寧ろもう一回観たい!と思えたくらいだったので、これは嬉しい誤算ですね!(^q^)

会場へ向かう電車の中で、先日のお土産CDと研次郎CDを聴きながら向かったのですが、お土産CDのライブ音源は、BOOT LEGみたいな音質ではなく、ちゃんと市販のライブアルバムと変わりないクオリティでアンコールまで全曲収録されていて、ほんと太っ腹だなと思いましたw
先日のレポでも書きましたが、フラフラスキップのニュウバージョンが入ってたのがほんと嬉しいです(笑)。

研次郎のCD「俺が咲く山」は(笑)、どことなくメルヘンチックな曲調ですが、ギター、ベース、ドラムは大暴れなメタルインストw
ちなみにcali≠gariメンバーは関わっていないということなので、演奏は研次郎のバンド、CYCLEによるものなのかしら。


今回はCブロックの9列目。なんとど真ん中!(*´▽`)
ステージには、先日もステージを盛り上げてくれたパフォーマーの方々が、芸を披露したりうろついたり(笑)。
半裸ミッ○ーとジャグラーさんに加え、コントーショニストの方も、前日の真っ白な衣装から、黒とピンクを基調とした衣装になり、コントーションに加え、リボンを使ったパフォーマンスも披露してくれました。
半裸ミッ○ーの人は、客席からの「可愛い〜!」コールにご満悦の様子でしたw


会場が暗転すると、パフォーマー三人が走ってステージ袖へ消え、ステージが真っ青な証明に照らされ、聞き覚えのあるストリングスが。
二日目は「空想カニバル」からのスタート!
ステージ前方の円形ステージの床が開き、先日ミ○ーちゃんの格好をしていた女性がキラキラとした水着のような衣装で登場し、20メートル近くありそうなステージ天井から吊り下がる布を使った空中パフォーマンスを披露。
エアリアルというのを後日パンフを読んでしりました。(^^;
布をよじ登り、その場で命綱のように身体に巻き付け逆さまになったりと、この曲はほんとステージに目がいかなかったです…(^^;
最後は、曲が終わると同時に、エアリアルをしていたパフォーマーさんが空中で逆さ吊り状態で停止し、布と一緒に天井へ向かって吊り上げられて行きました。
この会場ならでは、そして空想カニバルに合った凄い演出を、一曲目から見せられてしまって、曲中、もうずっとこんな顔 (゚Д゚) になってしまってました…w

そんな空想カニバルで世界観に引き込み、「淫美まるでカオスな」「マッキーナ」と、前日にも演奏されたアッパーな曲を立て続けにぶつけ、一気に白熱させる流れへ!
この日の秀仁の衣装は…うん、この人の衣装は文章でどう説明していいのかわからんw
全体的に黒くて、肩がパフスリーブみたいに膨らんでて、胸元が開いてて、貴族?道化師?(^^;
青さんはネズミ耳が赤くなってましたw
もちろん研次郎も誠も先日とは違う衣装だったのですが、流石に全員分は覚えきれず…特に誠は全身見えませんし。(^^;

前日はダンサブルなナンバーが続いた前半戦ですが、今日は「シャ.ナ.ナ」「暗中浪漫」「月光ドライブ」等の、軽快な8ビート曲を中心とした流れに。
シャナナと月光ドライブは、前日に予習しておいて良かったかも…聴くの久しぶりすぎたので。(;´▽`)
月光ドライブではタイトル通り、夜のハイウェイを疾走する映像が流れ、その映像をそのままに「ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!」へ!
この曲はCDで初めて聴いた時は、cali≠gariのイメージからあまりにかけ離れていて、違和感を感じていたこともあったのですが、今ではすっかり馴染んでますね(笑)。
ライブで盛り上がりそうだとは予想していましたが、サーフ・ロックみたいな手拍子が楽しいです(笑)。


7曲連続で演奏を終え、ここでMC…なのですが、どうやら青さんのイヤモニにトラブルが発生していたようで、青さんが袖へはけ、研次郎と秀仁がMCで繋ぐことに…w
その時、上手側で秀仁が、青さんかマニピュレーターの白石さんかの機材スイッチを踏んでしまったようで、「あ、なんか踏んじゃった」と、ノイズがザーッと鳴り響く…w
この後、秀仁が何か喋ろうとした時に、上手袖からスタッフの人が走って出てきて、そのスイッチを切ってたのが更に客席の笑いを誘っていました(笑)。
そうこうしているうちに青さん復活w
イヤモニが故障し、途中から全然音が聞こえない状態で演奏していたとのことで、中断すれば良かったじゃん、という秀仁(研次郎だったかな?)に対して、あの流れじゃ止められないでしょ!と返す青さん。
確かに、月光ドライブとミッドナイトの間なんかで止まったら台無しですもんね。(^^;

この怒りをぶつけるにも、次はそういう曲じゃないし…と苦笑いしながらソファに腰掛け、座って聴いてくださいと、前日と同じアダルトビジュアル系ブロックへ。(^^;
ここからの「続、冷たい雨」「冷たい雨」「冬の日」という流れ、cali≠gariの名バラード三連発という素晴らしいものだったのですが…ある意味で今回の舞浜2DAYS最大の難所でした(汗)。
…はい、眠くなるのです。(;´Д`)
ライブで眠くなるとか信じられない、と思っていたのですが、前日の疲れ、暗いステージ、そして着席…これらが合わさると非常に危険だと学びました(汗)。
私の前の人なんて頭傾いてて明らかに寝てるし、左右の席の人をチラ見したら、やっぱり寝とる…(;; ´_ゝ`)

そんな難所を気合で突破し(笑)、サンプリングされた秀仁のウィスパーボイスを織り交ぜたSEから「その斜陽、あるいはエロチカ」へ。
円形ステージには半裸ミッ○ーさんが(笑)、ポールダンスを披露。
前日の東京ロゼヲモンド倶楽部のような優雅な感じではなく、エロチカの曲調に合わせた妖艶で妖しいパフォーマンスでした。
歌詞に出てくるテディベアというのも、ゲイ世界でのスラングらしいですし、細マッチョダンサーのポールダンスが曲にマッチしてますね(笑)。

続く「オーバーナイトハイキング」では、青さんが当日朝に懐中電灯を持ってくるといいかもとツイートしていたのもあってか、客席全体で懐中電灯を振り、ステージの照明もほとんどが消え、客席が光の海のような状態に。
思わず自分の周り360度全て見回してしまいました…(*´▽`)
セッティングされたライトと違って、人がそれぞれ動かしてる光だから、動きも明るさも不安定で、それが凄く綺麗なのです。
その光の海と化した客席フロアを、ギターを演奏しながらリズミカルに歩く青さん。
後のMCで、青さんと研次郎が、これがすごく綺麗で感動したと語っていました。(*´ー`)
下手袖のあたりでスタッフの人まで懐中電灯を振ってる…と思ったら、証明の消えた暗いステージを動く、メンバーの足元を照らしていたのね(笑)。

「かじか」は、イントロ始まった時、一瞬散影と勘違いしてました。(^^;
まだ2バージョンが耳に馴染んでないのかも。(;´▽`)
曲の世界観に浸るタイプの曲かと思いきや、後半は凄く盛り上がるんですよね、この曲。ヘドバン出来そうなくらいw
この曲では前日のまほらば憂愁のように、回転する円形ステージ外周にカメラマン二人がスタンバイし、中央に立つ秀仁を撮影していました。


ここで研次郎がMCをとり、「一番ディズニーに相応しくない曲をやるぞー!一番バカな曲をやるぞー!!何度も何度も封印されてきた曲だーッ!!!」と煽り、「まず俺がパン、パパパンッって言ったら、お前らはオーイ!!って叫ぶんだ!」と…あ、あの曲しかないじゃないこれ!w
そして、何度かの練習を挟んで「発狂チャンネル」へ!
この曲は青さんがあまり演りたがってないらしいのですが、他のメンバーやファンが望むからなのか、時々セトリに組み込まれてるみたいですね(笑)。
でも実際凄く楽しい曲なので、これからもやってほしいですw
間奏の「あ〜ららこ〜ら〜ら〜♪」の大合唱では、誠がキックを倍テンで踏んで、客席も慌てて倍速になったりと、即興っぽい演出も(笑)。

青さんの「暴れたんないダロ!!」の煽りでラストスパートへ突入、「マグロ」からの「-187-」で本編は締めくくられました!
マグロは曲に合わせた独特なフリがあるみたいで、今回は体験しながらなんとか真似てた感じでした。(^^;
次回聴ける時には、日本万歳!のとこくらいは合わせて出来るようにしときたいです(笑)。
187は今日も第6実験室版でした!


アンコール前には、前日と同じくパフォーマーの四名が登場。
半裸ミッ○ーの人が何度も何度も「可愛い〜!」コールを要求してて面白かったです(笑)。


再び登場したメンバーで、秀仁が髪をアップにして、黒いドレスのような衣装で登場し、青さんに「何それ、女装!?」と突っ込まれていました(笑)。
ここのMCでメンバー全員が、今回のライブが凄く楽しかったと語り、秀仁が、来年もやります!と勝手に宣言して青さんに苦笑いされたり、その青さんも、武道館の記憶を塗り替えるくらい楽しかった、と語っていました。(*´▽`)
秀仁は今回初披露された新曲、トゥナイトゥナイヤヤヤを、「この舞浜アンフィシアターを意識して作った曲なんです」と紹介し、客席から惜しみない歓声が上がったとこで「まあ嘘なんですけど」と続け、客席の完成は笑いにw
「春の日のシングルを作った時のアウトテイクでして」と続ける秀仁に「ムード台無しにすること言わないでくれますかw」と青さんからまたもや突っ込みがw

しかし、青さんによると今回のライブは大赤字らしく、グッズをいっぱい買っていって下さいとのこと(笑)。
「僕達の財布というより、僕達のATMになってください!こう、引き出せるだけ引き出して…!」と、新たな名言(迷言?w)が炸裂www
そんなMCを聞いて研次郎が、青さんや石井さんはいいよね、「お前らATMだのブスだと言っても叩かれないキャラだし」とぼやいたら、秀仁が「いや俺、お前らブスだなんて言ったことないよね?」と反論(笑)。
寧ろお前ら可愛いって思ってるよ?と、ある意味爆弾発言が(笑)。
そこに青さんが「グッズ買ってくれる子は特に可愛いです(笑)」と便乗w

そんなユルいMCから(笑)、アンコールは「トゥナイトゥナイヤヤヤ」「ブルーフィルム」、そして前日と同じく「電気睡蓮」で締め括り。
あれ?エロトピアもサイレンも演らないで終わっちゃうのかな…でも電気睡蓮は前日よりも淡々としてたし、もう一回アンコあるのかしら…とちょっと不安になっていたら、ステージは再び暗転。


前日がアンコール一回で、今日のアンコールも前日ラストと同じ曲で〆だったので、危機感というか飢餓感というか(笑)、そういうのを煽られたのか、二回目のアンコールを求める声が凄く大きかった気がしました(笑)。
私も全力で叫びましたとも!w


四人のパフォーマーさんも姿を見せず、長い暗転時間を経て、メンバー登場!
秀仁はなんと前日の全身白のシースルーの衣装に着替えていました!
MCをもなく、スタンバイした青さんがマイクに向かってがなり声をあげ「クソバカゴミゲロ」へ突入!
この曲は前日のライブで凄まじく盛り上がった曲だったのに加え、二回目のアンコールというのもあって、メンバーも客席も物凄い勢いでヒートアップしていた感じでした!

そして、曲が終わると同時に、誠が聴き覚えのあるフレーズを叩き出す。
キーボードの秦野さん、サックスのYUKARIEさんもスタンバイ。
青さんが円形ステージの先端に立ち、「二日間、楽しんで頂けたでしょうか。東京カリ≠ガリランド、この曲を持ちまして、閉園とさせていただきます!」と語り、深くお辞儀(右手を胸元、左手を高く掲げるあのポーズ)をして、同時に円形ステージ中央が開き、せり上がって来た床には、ポールに腰掛ける四人のパフォーマーに、ミ○ーちゃんコスのオナンさん、娑婆乱打のPVでお馴染みのバビ江ノビッチさんをはじめとする、八人のドラァグ・クイーン!!!

私がcali≠gariのライブで一番観たかった光景が目の前に現れ、自分でも信じられないような叫び声を上げてしまいました…!(;´▽`)
それに、今回は既に四人もパフォーマーがいるから、もしエロトピアを演ったとしても、その四人にオナンさんを加えるくらいかな、と思っていたので、まさかこんなオールスター状態になるなんて…((((^q^))))

ドラァグ・クイーン8人が円形ステージの回転床に、まるでショーウィンドウのマネキンのように鎮座し、青さんのSEXコールで客席が叫び、最後の曲「エロトピア」へ!
曲が始まると同時に秀仁が客席へ飛び出し、なんとBブロック最後列あたりに座って歌い出したり、円形ステージではドラァグ・クイーン達が踊り、パフォーマー四人も、ジャグリングやコントーション等、それぞれのパフォーマンスを披露し、まるでアングラなサーカス小屋のような光景に。

そして間奏では、DVDで観た新宿コマ劇場の時のように、ドラムが演奏を引き伸ばし、なんと青さんと研次郎までもが客席エリアへ飛び出し、ドラァグ・クイーンとパフォーマー達も、代わり代わり次々と客席へ飛び出してきて、もうどこを見ればいいのかわからない状態に!!!
私の斜め後ろあたりで研次郎とオナンさんがカメラに向かってピースしてたり、走ってきたバビ江さんとハイタッチ出来たり、ふとステージに視線を戻したら、残った人達が自転する円形ステージで踊り狂っているという、最早阿鼻叫喚、cali≠gariならではのエログロナンセンスな世界が360度にわたって展開していました…!
そう圧倒されている隙に背後をコントーショニストさんがリボンを振り回しながら駆け抜けてくし…なんかもうアドレナリン大洪水(゜∀。)三(゜∀。)
そんな発狂状態の顔してたとこを、カメラマンさんが目の前を通ったので、もしかしたらDVDにヒドイ顔して映ってるかも…(;´▽`)

この日のエロトピアは、今までにDVDで観たどのエロトピアよりも凄まじい、圧巻の光景でした!


演奏が終わると、ドラァグ・クイーンさん、パフォーマーさん達は袖へ捌けていき、前日と同じように、メンバー四人、秦野さん、YUKARIEさん、白石さんが円形ステージの上へ集合、下がっていくステージの上で深く礼をする秀仁以外の六人。
前日の秀仁は、下がっていくステージの上でハイジャンプしていましたが(笑)、今日の秀仁はポールによじ登っていましたw


終演後には「昨日もお知らせしましたが」という前文章付きで(笑)、リリースやツアーのお知らせが流れていましたが、ここで流れていた曲が、研次郎の「俺が咲く山」だったのですねw
最後に中央のスクリーンに、密室ノイローゼのロゴが表示されたところで、客席からの拍手喝采が鳴り響き、東京カリ≠ガリランド二日間、全て終了となりました…!


セットリストに関しては、全体的には一日目の方が好みだったのですが、最後のエロトピアが全てかっさらっていきました…ホント感無量です。
初のcali≠gariライブでこんな素敵なステージが観られて、最高の二日間となりました。

次はライブハウスツアー。
演出重視だった今回とは真逆のステージが観られそうで、今から楽しみです!!



・Set List

空想カニバル
淫美まるでカオスな
マッキーナ
シャ・ナ・ナ
暗中浪漫
月光ドライブ
ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!

続、冷たい雨
冷たい雨
冬の日
その斜陽、あるいはエロチカ
オーバーバナイトハイキング
かじか

発狂チャンネル
マグロ
-187-

・encore

トゥナイトゥナイ ヤヤヤ
ブルーフィルム
電気睡蓮

クソバカゴミゲロ
エロトピア






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