
武道館2DAYS、今回はその二日目のレポです!
前日に、DSS収録曲を半分ほどしか演奏しなかったので、今日のセトリは前日と全く違うものになると予想していますが、はてさて…!?

開演時間が前日より一時間早かったので、明るいうちに武道館へ到着し、会場外時計塔前の展示スペースも見ることが出来ました。
撮影OKでしたので、まずは本人使用の楽器たち。

輪郭のジャケ写に使われた、京の自筆イラストの原画。


DUM SPIRO SPERO、THE UNRAVELINGのジャケ写に使われたオブジェ。DSSのものは思ったより小さく(一般の成人男性くらいの大きさ?)、UNRAVELINGのものは思ったより大きかった(両手で抱えるくらい)です(笑)。
席はこの日も二階上手側の端っこ付近でしたw
会場が暗転し、前日とは違い、ツアーを振り返るVTR等も流れず、すぐに「狂骨の鳴り」へ。
メンバーがスタンバイし、Shinyaの重厚なタム回しが鳴り響き、それに合わせて客席からは手拍子。
なんと「MACABRE」からのスタート!
バンド最大の長尺曲なので、演らないのではという不安も少しあったので、始まった途端に奇声を上げてしまいました。(;´▽`)
蟻や馬陸、蟷螂など、様々な虫の映像が流れる中、薫はVINUSHKAの時のように専用ピックアップでエレキとアコギの音を使い分け、Dieはなんと肩に7弦エレキを下げてリフ全般を弾き、アルペジオ等にはスタンドにセットされた6弦エレキを使い、アコギもスタンドにセットされたものを使っていて、一曲で三本のギターを使い分けていました…筋少の橘高さんみたいだ。(;´▽`)
そして終盤、薫が「第二章」といっていたパートに突入すると、スクリーン中央に蔓(恐らくへその緒?)のようなものが映し出され、映像が上へスクロールし、沢山の胎児が吊るされていて、下から伸びてきた樹の枝が胎児を貫き、次々と花を咲かせていくという、この曲らしい不気味な映像に切り替わる。
以前薫が、チャーチオルガンの場面での京の入りが難しく、ここがしっかり決まらないと台無しになってしまうと語っていましたが、バッチリでした!
演奏が終わり、楽器の余音が消えて、ようやく拍手と大歓声が巻き起こりました。
もう圧倒されっぱなしでしたもん(笑)。
そしてここから間髪入れず「流転の塔」「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」と、DSSキラーチューンを惜しみなくニ連打!
流転の塔ではイントロとアウトロで火山の噴火、もしくは間欠泉を思わせるスモークがステージ前から勢い良く吹き出し、激しさ〜では、映像は使われず真っ赤に染まったステージで畳み掛けるような激しい演奏が繰り出され、序盤から一気に白熱する展開に!
流転の塔を聴いていて感じたのですが、喉を痛めて活動を休止した影響なのかわかりませんが、高音域の発声の仕方が、昔と少し変わったような気がしました。
ミックスボイス(高音出す時のあの声ね)が、前より裏声寄りになったというか…。
まあこれはDVD出た後にでも聴き直さないとハッキリはわかりませんが。(^^;
少し間をおいてから、次は欲巣〜獣慾〜DACAYEDを連発!
この三曲はライブの中心になる事はありませんが、DSSを引っ提げたライブでは、これらが無いと全体的に絞まらない感じがして、何気に重要な曲達なんだな、と思いました。
ここでINWARD SCREAMに突入すると思いきや、Toshiyaがベースで君が代の演奏を始める(笑)。
そこからの「Bottom of the Death Valley」だったのですが、これも定番の演出なのかな?
スクリーンには海底に沈んだ市街地か遊園地(?)のような映像が映し出され、以前のDVDでは7弦と6弦を使い分けていたDieは、今回は恐らく全て7弦で弾ききっていました。
そして今度こそINWARD SCREAMに入り(笑)、ここからはバラードやミドルテンポの曲への流れへ。
紙人形の影絵のようなものが映されたスクリーンがレトロかつ不気味な印象を与えた「かすみ」、天井いっぱいにステンドグラスが映し出され、VULGAR繋がりなのか、そこからまさかの演奏で驚かせた「砂上の唄」、一時期は中盤の定番曲だった「孤独に死す、故に孤独。」という、まるでWithering todeath.リリース後のツアーを思わせる流れで、客席からの歓声、特に砂上の唄の時はイントロで悲鳴に近い歓声も上がってました(笑)。
孤独に死す〜のサビでは、以前はロングシャウトからのAsh to Ash〜でしたが、今回はロングシャウトは他のメンバー(DieかToshiyaか…失念;)が担当し、京は最初からAsh to Ash〜の方を歌っていました。
それと、WtDリリース当初のツアーでは、二番Aメロを歌わず、口内や胸を傷付け、吐血するパフォーマンスが行われていて、非常に賛否両論を起こしていたのですが、今回はそれらの演出は無く、二番も普通に歌っていて、ちょっと安心でした。(^^;
INWARD SCREAMを挟み、ここに来て初めて前日でも演奏した曲「THE BLOSSOMING BEELZEBUB」が登場。
しかし、完全にそのままではなく、DSS購入者限定ライブで演奏されたシンフォニックVerで、映像も以前使われた悪魔や蟲が登場するものになっていました。
5分割されたスクリーンにメンバーが映し出される「業」、MV映像がそのまま流された「Unraveling」と、本編終盤らしく
攻撃的なナンバーが続きます。
Unravelingはガンガン暴れる曲ではありませんが、暁やSustain〜のように、自然と身体が揺れてしまう、意外とダンサブルな曲なんだと感じましたw
フルサイズのMVは初見だったので、つい映像の方に気を取られがちになってしまいましたが。(^^;
そして、本編ラストは、DSS最長曲「DIABOLOS」で〆。
スクリーンに映され続ける、人間の両目のアップや、時折映る豚の顔や、かすみの時の映像でも出てきたような人形が、槍で人の首を刈り取る影絵…まるで、人間の愚行をその両目で視続け、焼き付けてきたのかと思わせる映像でした。
最後の超高音のメロディもしっかり歌い上げ、演奏が終わった静寂のステージから、無言で掃けていくメンバーの姿が印象的で、この場面さえもDIABOLOSの演出の一部のようでした。
アンコール一発目は「輪郭」からスタート。
この曲でもフルサイズのMVがそのまま演出に使われていました。
大サビはちょっと苦しそうでしたが、武道館二日目と考えれば、充分な歌唱力だったかと思いますっ。
久々に演奏される「Umbrella」、男!女!かかってこぉぉいッ!!!という煽りから始まった、ヘドバン必至の「羅刹国」と激しい曲を連打し、ここに来て、めずらしい京のMCへ。
「今日は一つ、お前らにお願いがあるんだ。俺はいつも、一つになれるか!と言ってるけど、そんなの無理に決まってるだろ、とよく言われるんだよ」
「だから、今日は俺の夢、叶えさせてくれないか?」
みたいなニュアンスだったと思います。
滅多にMCはとらず、ファンへの感謝も滅多に表に出さない京から出たこれらの言葉に、私達客席も凄まじくヒートアップし(笑)、最後の曲「SUSTAIN TH UNTRUTH」がスタート!
サビでは前半はあえて歌わず、客席に大合唱させていたのも印象的でしたが、その後の間奏で、お立ち台に立った京が客席を眺め、満面の笑顔を浮かべていたのがとても印象的でした。(*´ー`)
ライブ中にあんなに笑ったの見たの初めてかも。
私が初めてDirのライブに行ったのが、2005年のWaWツアーで、京が笑わなくなったのもあの頃からでしたからね…。
演奏終了後、京は何度も客席へ拍手を送り、楽器隊四人もピックやタオル、ドラムスティック等を客席へ投げ込み、何度も何度もステージを歩き回っていて、別れを惜しむ、もしくはこの空間を楽しみ、堪能したいという気持ちを感じました。
メンバーが去ったステージには、THE FINALのピアノインストが流れ、2011年8月からのライブスケジュールが映し出され、楽屋へ戻っていくメンバーの姿をバックに、そのままエンドロールへ。
この間もアンコールの声が鳴り止まなかったのですが、今度はTHE FINALのCD音源が流され、スクリーンにはここ二年半のライブの模様を詰め込んだ映像と、FINALの歌詩が。
…これは合唱しろってことだなw
2010年のUROBOROSツアーの〆となった武道館でも、ラストに激しさ〜のフルPVを初公開し、それが客席で大合唱となり、薫がそれにとても感動したと語っていたので、今回は自ら仕掛けてきたのかも(笑)。
そんな大合唱が終わり、今度こそ終演と思いきや…なんだか聴き覚えのある音と、ちょっと古めかしいCG映像が…。
昔からのDir en greyファンなら聴き間違え用のない、まさかの「GAUZE -mode of adam-」!!
歓喜とどよめきで埋まる武道館に発表されたサプライズ、2014年11月にニュー・アルバム発売、7月に今回の武道館2DAYSの映像作品発売、そして…7月〜8月にかけての全国ツアー「TOUR2014 PHYCHONNECT -mode of "GAUZE"?」の発表!

これは終演後にもらったフライヤー。
ここに来て唐突なGAUZEツアー復活なんて、誰が予想できたことでしょうか。
ツアータイトルも1999年当時のままですし、そりゃTwitterのトレンドワードにGAUZEって入りますよ!w
サプライズ発表も終わり、スクリーンに大きくDIR EN GREYのロゴが映し出され、客席全体で今度は「DIR EN GREY!DIR EN GREY!!」とコールが(笑)。
もちろん私も大興奮して叫んでいたのですが、ここで下手袖あたりに何か明かりのようなものがちらっと見えた気が。
私以外にも勿論気付いた人がいたみたいで一瞬ざわついたのですが、再びDIR EN GREYコールに掻き消されるw
そうしたら…下手袖の奥から、足元をライトで照らされ、人が歩いてくるのが見え、メンバー5人が三度登場!!
確か2010年の武道館の時は、もう一度出て行こうかどうか悩んで、激しさ〜のMVに合わせた大合唱を聴いていて、これで終わった方が綺麗だな、と思い締め括ったと、どこかのインタビューで読みましたが…今回もそうとは限らないだろう!?という、メンバーからの嬉しいサプライズだったのかもしれません(笑)。
楽器隊がスタンバイし、「お前ら元気だなあッ!ラストォーーーーッ!!!!」と叫び、映像はおろか、照明の演出すら無い状態で「朔 -saku-」を、まさにブチかますと表現するに相応しく演奏し、これでこの日のライブが、今度こそ本当に締めくくられました…!
MACABREスタートからDIABOLOS締めという濃密な流れ、懐かしい曲の再演、オーディエンスと一つになろうと気持ちをぶつける京、そしてダブルアンコール…と、前日以上にドラマチックな流れでした…!
今回のライブでは懐かしい曲が多かったなあと感じ、改めて二日間のセットリストを見て気付いたのですが、この二日間で、THE MARROW OF THE BONEの楽曲は全く演奏されず、UROBOROSの楽曲もVINUSHKAのみでした。
敢えて近年の曲、特に定番と化していた「CLEVER SLEAZOID」や「冷血なりせば」「凱歌、沈黙が眠る頃」等をも外したのには何か狙いがあったのでしょうか。
マンネリ防止?それとも最近演ってない曲をやるために外したのでしょうか。
最近はDIRのライブには全然行けておらず、楽しめるかどうか少し不安でしたが、寧ろもっと行きたくなるくらい楽しくて、感動もしたので、これからも時間と財布と機会とチケット運に恵まれれば(笑)、また参戦したいと思っています!w
次のライブはGAUZEツアー…平日が多いので多分私は行けませんが、それ以上にチケットの争奪率が高そうなので、休めても行けないだろうなあ。(;´▽`)
11月にアルバムが出るので、年明けあたりにあるかもしれない次のツアーこそはなんとか参戦したいところです!
・Set List
狂骨の鳴り
MACABRE
流転の塔
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
獣慾
DECAYED CROW
Bottom of the Death Valley
INWARD SCREAM
かすみ
砂上の唄
孤独に死す、故に孤独。
INWARD SCREAM
THE BLOSSOMING BEELZEBUB(Symphonic Ver.)
業
Unraveling
DIABOLOS
・encore
輪郭
Umbrella
羅刹国
SUSTAIN THE UNTRUTH
朔 -saku-
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