・cali≠gari 20th caliversary"2013〜2014"全国ツアーファイナル
「大人の科学と学習〜カリガリじゃないじゃない(T-T)〜」

 2014/06/13 新宿LOFT





高崎公演にて発表された追加公演、行ってまいりました!
cali≠gariメンバーの別バンド総出演にDJやゲストも参加する、深夜0時開演から朝5時までの耐久戦という、ツアーファイナルというより、大団円、アフターパーティー的な雰囲気でした。(*´▽`)

タイムテーブルは、DJ TIME(SOFT BALLET ONLY)→GOATBED→V2練馬[guest]TOSHI(所沢)→MKG from LA→DJ TIME(BUCK-TICK ONLY)&誠画伯 似顔絵コーナー→LAB.THE BASEMENT→cali≠gari…という順。

ソフバとBUCK-TICKとかなんという私得なDJタイム…(^q^)
でもBUCK-TICKの方は誠画伯の似顔絵コーナーとかぶってしまっていて、最初と最後少しだけしか聴けませんでした…(;´▽`)
cali≠gariメンバーの別バンドはXA-VAT以外ほとんど聴いたことがなかったので、cali≠gari以外はセトリどころか曲名すらわからない状態でしたが、どのバンドもとても楽しめました。
各アーティストの開始時間を書いていますが、これはタイムテーブルに書かれていたもので、実際は全体的に10〜15分くらい押していました。


1時からのトップバッターとなったGOATBEDは秀仁のソロ・プロジェクトで、サポートメンバーで実弟であるU-Gさんがマニピュレータを務めているということですが…今回はユニットだった頃の初期goatbed時代にドラムを叩いていた、誠を加えた編成ということで、演奏した曲も今では貴重らしい初期ナンバーがほとんどだったそうです。
cali≠gariの時と比べると、大分落ち着いた衣装と髪型で登場した秀仁が(笑)、エレクトロ系のサウンドと誠のドラムをバックに歌い上げる姿を見て、やっぱりこの人は生粋のフロントマンだな、と感じました。
こういう打ち込み系サウンドを使うアーティストって、ヴォーカルの存在感が肝になると思っていますので。(*´▽`)
MCでは「今日は長丁場になるので、楽しむ時は楽しんで、つまらない時は…別にGOATBEDの事じゃないぞ?…つまらない時は、物販でGOATBEDのグッズを買ってください」と物販販促w

1時半、GOATBEDのステージが終わり、MKGへの転換タイムの最中、ステージ横の物販等を取り扱っているフロアでは、「V2練馬[guest]TOSHI(所沢)」のステージが。
TOSHIって聞くとXが浮かぶなあ…と思ってたら、なんとTOSHIの物真似アーティストさん(?)が、「X」をXジャンプしながら歌う一人ステージでした(笑)。
続けて登場したV2練馬は、YOSHIKIと小室さんみたいな人達w
TOSHI所沢さんと熱い抱擁を交わしあの名シーンを再現して(笑)、キーボードとエアドラムでV2の演奏スタート(笑)。
途中でドラムに倒れこんだりする度に爆笑が起きていましたw


そしてその間にスタンバイ完了したMKG from LAが、2時より演奏スタート!
研次郎のルーツがはっきりわかるバリバリのヘヴィメタル!w
楽曲はモトリー・クルーのカヴァーで、from LAの名の通り、ヴォーカルはNinezeroという外人の方で、テクニカルなプレイを魅せるギターはPANTHER、手数が多く難解なフレーズを、片手が空く度にスティックを回しながら余裕に叩くHIMAWARIと、研次郎バンドらしい強豪揃いです(笑)。
PANTHERとHIMAWARIはSEX MACHINEGUNS時代しか知らなかったので、新鮮でしたね。(*´▽`)
MCでは研次郎が「こんなにお客さん残ってくれて良かったよ、てっきりみんなX観に行っちゃったかと思って!」と笑かしてましたw


2時半からは、ステージではBUCK-TICKオンリーのDJタイム、バーの方では誠画伯による似顔絵コーナーへ(笑)。
開演直後に物販コーナーに置いてあった投票箱に、自分の名前を書いて入れ、その中から抽選で10名の方が、誠に似顔絵を描いてもらえるというコーナーです(笑)。
BUCK-TICKのDJタイムも聴きたかったですが、隣の部屋とはいえ、音は全然聴こえず。(;´▽`)
あの伝説の迷盤(笑)、誠セフルカヴァーの「11」をバックに、誠が登場し、抽選で当たったファンの方と机を挟んで座り、5分ほどで次々と似顔絵を描いていました。
この時、物販コーナーに普通にいた(笑)秀仁とU-Gさんも何やら絵を描いていて…秀仁は進行役をやっていたスタッフの眼鏡の人を、U-Gさんは椅子に座る誠の全身絵を描いてました(笑)。
私は残念ながら当たりませんでしたが、こんな身近にcali≠gariメンバーを見たの初めてかも。
物販コーナーで普通にファンの人と会話してたりして、驚きの連続でした。(;´▽`)


そして3時半、LAB THE BASEMENTのステージが開始。
DJさんが流しているBUCK-TICKのPHYSICAL NEUROSEをそのままオープニングSE代わりにメンバーが登場、ツインギターの5人編成!
青さんがギターを持たずにセンターで歌っている姿もなんだか新鮮です(笑)。
何故かTOSHI所沢の顔がプリントされたTシャツを着ていましたがw
あれ所沢の方でしたよね?本物のTOSHIじゃなかったですよね?(;´▽`)
LABも勿論初聴きだったのですが、今回のアーティストの中で一番ビジュアル系っぽかったかも?
ビジュアル系のサウンドに、フォークや歌謡曲を思わせる哀愁メロディ+パンキッシュな絶叫と、青さんのルーツがこれでもかと感じられました。
「あんた達随分ノリいいよねえ…でもライブには来ない!」と青さんの自虐(?)MCが炸裂w
どうやら下手ギターの人はサポートだったようで、大阪で自身のバンドのライブを終え、髪もメイクもそのままに新幹線で移動してきたとか。(;´▽`)
「やっぱりビジュアル系はこうでないとw」と青さんw

メンバーの別プロジェクトでは、自分的には青さんが一番好みだったかなあ。
やっぱり90年代ビジュアル系の洗礼を受けた脳髄だからなのでしょうかw


そして4時20分、いよいよ大トリ、cali≠gariの登場!
科学と学習ツアーと同じく、青さんの歪んだ不協和音チャイムに導かれメンバーが登場し、いきなり「クソバカゴミゲロ」「37564。」と全力疾走スタート!
「せんちめんたる」「「依存」という名の病気を治療する病院」等、インディーズ時代の楽曲も披露し、まさに短期決戦といった感じです。(^q^)

MCでは研次郎が「眠いぞー!みんな眠いぞー!GOATBEDはカリガリじゃないじゃないだったかー!?LABはカリガリじゃないじゃないだったかー!?俺もカリガリじゃないじゃないだったかー!?」と舌を噛みそうなMCを(笑)。
「もう外は明るいぞー!朝に相応しい曲をやるぞー!」と続き、cali≠gariで朝に相応しい曲ってなんだろ…と考えていたら「ある朝、何を吐いたー!?」と続いて、なるほど!と思いましたw
「君ー!!!」と返す客席に対し「ゲロだよゲロ!!」と返す研次郎…いや、合ってるけど間違ってるw

嘔吐はちょっと前までは定番曲だったみたいですが、最近はあまり演っていないようで、今年からライブ参戦し始めた私はこの日が初聴き、初嘔吐でした(笑)。
武道館のDVDではアウトロで青さんがロボットダンスのような動きをしていましたが、この日ここでは青さんがoioiコールを煽る熱い流れへ(笑)。
そしてそこからノンストップで「ギロチン」「失禁」「-187-」と、再び怒涛の流れで一気に本編終了…!

アンコールではいつもよりかなり早くメンバーが登場し、その理由は眠くて早く帰りたいから、だそうです(青さん談w)。
そして、今回の公演で話題になった、オークションで定価以上の額でチケットを購入した人に対し、差額を返金するという驚きの発表がありましたが、青さんは転売屋に設けさせるのが嫌なだけで、美談や善意のためにやったわけではないそうです。
転売屋に余計な金払うくらいならうちの物販で使ってけよ!ってことだとかw
「呟いて寝て起きたらネットのニュースにもなっていて、人気ロックバンドcali≠gari…って、うちは別に人気でもないしロックバンドでもないっての!ていうかロックバンドはもっとギターがしっかりしてるわよ!」とぼやいていました(笑)。

「最後は、定番の曲をフツーに二曲やって終わります(笑)」と青さんが語り、始まったのはブルーフィルム…だったのですが、なんとイントロで演奏中断。
研次郎が目に汗が入って演奏できなくなったとか(;´▽`)
という訳でサングラスを外した研次郎が汗を拭いてる最中、今度は秀仁が、「俺も汗で衣装の素材が腕に貼り付いて、すげえ毛深い人みたいになってる!」と急に語りだし(笑)、それを研次郎に見せに行き、「あ、俺もなってるよ!」と研次郎も乗る(笑)。
そこに「ほらほら、進まないよーw」と呆れる青さん(笑)。
ここでちょっとレアなこぼれ話が出まして、どうやらライブでブルーフィルムを演奏する時に、研次郎がイントロで弾くフレーズは、昔機材トラブルで青さんが演奏に入れなかった時に、場繋ぎとして弾いたアドリブが元になっていて、以降そのまま定番化していったそうなのです。
「もう正直これ飽きたから、もう弾かなくていいよね?それに一度間違えたフレーズまた弾きたくないんだよー」とぼやく研次郎に、ファンからは当然「工エエェェ(^q^)ェェエエ工」の声(笑)。
「それならこっちだってもう何年も同じイントロ弾いてりゃ飽きるわよ!」と青さんからもツッコミが入り(笑)、結局いつも通り演奏されることにw
先程失敗したライトハンドのフレーズを研次郎が弾いている時、青さんが笑いながら近付いたせいなのか、少しミスってましたね。(;´▽`)

そんなちょっとレアなブルーフィルムが終わり、最後は青さんの「皆さん、SEXはお好きですか?」のMCからの「エロトピア」で〆!
最初のMCだけで大歓声が上がるのには驚きました…勿論私も大声あげちゃいましたが(笑)。




終わったのは5時ちょっと過ぎだったかな?
外は当然、既に明るかったです(笑)。
今回のライブで改めて思ったことは、ほんとメンバーそれぞれ音楽性がバラバラなんだなあ、とw
こういう趣味も性格もバラバラな人達が一つの音楽をやるから、物凄い化学反応が起こるということを、改めて思い知らされました…まさに科学と学習ってところですね!(ドヤァ…


さて、cali≠gariの今後ですが、青さんの不穏なツイートや、7月7日、PM7時に何か発表があること、そして、野音での対バン後に配られた、7に×がされた意味深なフライヤー。
cali≠gariで7というと、第7実験室…そして第7期cali≠gari…。
ちょっと不安でもありますが、一週間もったいぶるくらいだから、悲しい知らせでは無いことを祈るばかりです。(;´▽`)





・Set List (cali≠gari)

クソバカゴミゲロ
37564。
せんちめんたる
「依存」という名の病気を治療する病院
嘔吐
ギロチン
失禁
-187-

・Encore
ブルーフィルム
エロトピア










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