・PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL -BIRTH DAY-
 2014/10/25 さいたまスーパーアリーナ





PIERROT復活ライブ2DAYS、いよいよその二日目です!
前日にヘドバンしまくった影響でちょっと首が痛いですが(笑)、今日がもしかしたら最後のライブになる可能性だってありますし、悔いのないように全力で挑みます。┗(^q^)┛

初日はアリーナ席でしたが、今日は一階スタンド席の上手、かなり端っこの方です。
まあ真横ではないから、映像の演出やライブモニターも楽しめそうな感じです(笑)。


開演時間から5〜10分程経過してからステージが暗転、前日とは違い幕は無く、前日にはステージ上方にあった可動式のLEDスクリーン5枚 がステージを隠すように配置されていて、インダストリアル的な、無骨な金属音を主体とした、前日とは異なるSEへ。
そのSEがそのうち、聴き覚えのある音へ…聴き間違え用のない、「HEAVEN」のイントロ!
バンドの演奏が入るのに合わせ、LEDスクリーンがステージ上へ釣り上げられ、前日の黒髪白スーツとは対照的に、赤味がかった金髪に真っ赤なエナメルスーツ姿へと変貌したキリトが!
HEAVENでは定位置から動かずに演奏し、その後の「新月」「ENEMY」の流れではギタリスト二人がステージ花道を縦横無尽に動きながらの演奏!
キリトの「やり方わかってんだろうな!行くぞキチガイ共!ぶっ壊せ!!」という煽りから、「Adolf」「脳内モルヒネ」「トリカゴ」と、前日と同じ鉄板ナンバー連打の流れへ!

前日はここから、メロディアスな楽曲を中心とした流れになりましたが、この日も同じく、ここからしばらくバラード中心の流れへ。
潤のジャラーンというクリーントーンのコードから始まったのは、キリトのアカペラ始まりの、ライブアレンジされた「真っ赤な花」!
まさかこの曲をこの日聴けるとは…!(*´▽`)
以前のライブ映像等では、Bメロのコーラスは誰もやっていなかったのですが、今回は相変わらずメンバーのコーラスはありませんでしたが、同期によるCD音源に近いコーラスが流されていました。
それのせいなのか、イントロのアカペラでも、シンバルでカウントが入っていましたね。
そんなに生でコーラス出来ない理由があるのでしょうかね。(^^;

恐らく歌詞の内容で選ばれたと思われる「深い眠りが覚めたら」「ANSWER」、前日も演奏された「PIECES」、そしてシングル曲でありながら、ライブではほとんど演奏されなかった「神経がワレル暑い夜」という、中〜後期曲中心の流れへ。
ANSWERはライブ映えする曲ですよね。
そして謎のPIECES推し(笑)。
まあ歌詞の内容的に、今のPIERROTに合っているんだろうけど、まさか両日とも演るとは予想外でした。(^^;
神経は何故あまり演奏されなかったのでしょうかね…演奏の難しさ?歌のキーが高いから?それとも複雑なリズム故にお客さんが乗りづらいから?
とりあえずこの日はキリトがめっちゃ大変そうでした。(;´▽`)
この曲に限らず、音を外したり、声が出なかったりする場面が結構多かったですね…もしかしたら、PIERROT後期〜Angelo初期に見たれたがなり歌唱で、喉を痛めてしまったのでしょうか(汗)。

後半戦に入る前の煽りでは、「ぶっ壊せ!…いや物とかは壊さないでね。お前らの中にあるものを壊せってことだぞ」
なんてお茶目な言葉もあり(笑)、「ぶっ壊せ!少年少女!少年少女!!」という煽りから、察しの通り「ネオグロテスク」へ!
そしてまさかの「夕闇スーサイド」まで演奏!
PVにも登場していた、二人のごっつい黒服サックス奏者まで登場したのですが、右側の人がニコ生でもお馴染みのBOOさんに似てるなあ…なんて思ったら、どうやら本人だったようで(笑)。
途中で気付いたのですが、踊り狂いながらキリトと絡んだり、そもそもマイク無いしで、完全に当て振りという(笑)。
演奏そっちのけでキリトと絡んでたのには笑いましたw

人気曲、MAGNET HOLICでは、ニコ生やフィルムGIGで予習しておいたのが功を成して(笑)、フリや間奏のKOHTAコールもピッタリと出来ました(笑)。
間奏でお立ち台に躍り出て、ブレイクと同時に耳に手を当てるKOHTAの格好良いのなんの…!
なんとなく前日から、時々LUNA SEAのJとダブって見えるなあ、と思っていたのですが、この日の衣装や髪型だけじゃなく、あの太腿あたりまで下げたベースをピックで弾くスタイルも理由なんだなと認識しました(笑)。

ライブもヤマ場、前日にも演奏されたキラーチューン、MAD SKYが始まったのですが、ここでKOHTAのベースが鳴らなくなるトラブルがあり、イントロでメンバー全員の演奏が崩れかけましたが、なんとかAメロ後のブリッジあたりで持ち直しました。(;´▽`)
KOHTAのミスではなく、機材トラブルかPA側のミスだったみたいです(汗)。

終盤となるラスト三曲は、楽器隊によるコーラスが印象的な「薔薇色の世界」から「ATHENA」そして、メジャーデビューシングル「クリア・スカイ」で〆となりました。
クリアスカイはポップな曲調と、客席全体が手を振るのが、凄く大団円っぽくて、ライブのラストにも合う曲なんだな、と思いました。(*´▽`)


アンコール一曲目は、待望だった「ラストレター」…!!!
前日のHILLでも使われた、桜吹雪の演出が使われ、世界観にどっぷり浸かってしまいました。
以前のライブ映像では、後奏のストリングスは潤がギターシンセで弾いていたのですが、今回はキーボードのような、ポーンとヌケの良いシンセ音で弾いていたように聴こえました…生で初めて聴いたから、そう聴こえただけだったのかな…DVD出るまで謎のままです。(^^;

ライブタイトルにもなった「BIRTH DAY」そこからの「SUPER STRING THEORY」。
SUPER STRING THEORYは、CD音源とはだいぶ違っていた感じがしました…ギターのリフ自体が変わっていたような?
CD音源より重厚に聴こえましたし、ライブではこんなに盛り上がる曲なんだな、と感じました。

ここで、前日と同じくメンバー紹介。
KOHTAの「こういう大きな会場でやるのは久しぶりだけど、アリーナもたまにはありーな、なんて。……いま兄と潤が凄い目で見てきたんですけど(笑)」なんてお茶目なMCがあったりして、会場は爆笑の流れへ(笑)。
前日に、黄色い声が好きな潤、とキリトに紹介された潤は、「俺にはこれしかないんだ!愛してるぜー!」とやけっぱちに(笑)。

そんなほのぼの展開から、アンコール後半戦は「ドラキュラ」で幕を開け、「SEPIA」「HUMAN GATE」と、インディーズ時代から大切に演奏されてきた楽曲達を惜しみなく連打!
HUMAN GATEはほんとライブ映えしますね…クリアスカイでも同じ事言いましたが(笑)、まさに大団円といった感じで…しかしこの曲でもラストでヘドバンが起こるとは思いませんでした(笑)。


ここまで演奏し、キリトから最後のMCが。

これからのPIERROTの予定は何も決まっていないし、薄い約束は出来ませんが、これが最後だとも、言いません。
この五人が誰一人足を止めずに生きていたからこそ、この奇跡の、夢の様な日が来ました。
だから俺達は、それぞれが大事にしている、今へ、帰ります。
皆さんにお願いがあります。皆さんも過去や未来ではなく、今を大切にして生きて下さい。
そうすれば、またこんな日が来るかもしれないから。


大体こんなニュアンスだったかと思います。

そして、気持ちが不安定な時期にソロコンサートで歌い、もう二度と歌わない、歌えないと思っていた、この曲を最後にやります…と語られ、ラストに演奏されたのは「CHILD」。
曲が始まる前に、客席からは悲鳴とも嗚咽とも取れる声が聴こえました。

最後のサビでは、バンドの演奏が止まり、キリトと客席での大合唱もあり、メンバーもファンも大きく傷付いた、あの泥沼の解散劇の記憶、想いを浄化するかのような光景でした。
実際、今回のライブを経て、メンバー間にあった亀裂も、完全ではなくても修復へ向かったのではないでしょうか。
そして同時に、当時のメンバーの誰かしらに不信感を持っていたファンの人達にとっても、この日は仲直りの場になったではないかな、と感じています。
実際私も、当時のキリトの音楽性や言動には着いて行けなくなっていて、そのまま離れてしまったのですが、そんな気持ちも、この日でようやく晴れた気がします。(^^;


前日はライブの〆をキリトが潤にお願いしていましたが、この日はアイジにその役目が振られたのですが、ここでアイジさん、最強ピエラーを最強チーマー(LM.Cファンの呼称)と言い間違えてしまい、どよめきと失笑をかってしまうという痛恨過ぎるミスを犯してしまいました。(;´▽`)
ライブ終了後、Twitterで、今世紀最大の失敗をしてしまったと謝罪していたので、笑って許してあげましょう。(;´▽`)
キリトも自身を丸くなったと言っていたので、私達ファンも大人にならないとね(笑)。

ピックを客席に投げたりと、思い思いにしていたメンバー達がステージ中央に集まると、突如客席から強烈なアンコールが発生(笑)。
メンバー五人で話し合いが始まり、「こういうの久しぶりなんで、ガチでビビりました(笑)」とキリトが語り、メンバーは再び楽器を持ちスタンバイ!
「アイジなんて能面みたいな顔してたしw」とキリトが言っていましたが、これについてアイジはびっくりしていた訳ではなく、さっきのMCでの失態で凹んでいたからだったそうです(笑)。

「お前ら、やるからには中途半端な暴れ方じゃ帰さねえからな…!」
「いやダメか…中途半端な暴れ方じゃ、許さないからな…!」
「帰りに駅で待ってて、改札でお前ら全員ビンタするからな」
「いやこれもダメだ、して欲しいとかいうバカが出てくるから(笑)」

なんてMCで再び笑わせながら、ダブルアンコールは「蜘蛛の意図」!
この曲は飛んだりヘドバンしたり叫んだり、ほんと全身全霊で暴れられますし、ほんと楽しくて爽快な曲ですね!┗(^?q^?)┛
間奏では下手花道の端っこまで移動したキリトが、徒競走のように両手を床に付き、一気に上手端っこまで走り抜けたりと、二日目ラストなのに物凄い頑張りようでした(笑)。

演奏終了後、再びアンコールが起こるも、客席に手を振りながら、「やめやめ、キリがないからダメ」と苦笑するキリト(笑)。
最後はメンバー五人がステージ中央に並び、「ピエロ最高!お前ら最高!!じゃあな!!」とキリトが叫び、長いようで短かった、まさかのPIERROT再結成ライブは幕を閉じました。




終演後も、会場周辺は力尽き果てている人や、談笑に花を咲かせている人達でいっぱいでした。(*´▽`)

次がいつになるかわからないし、もしかしたら次は無いかもしれないけど、ほんと生きていれば何があるかわからないし、奇跡だって起きるんだと、キリトの言うとおりだな、と思いました。
しかしキリト、ほんと丸くなったなあ…DCYの時みたいな宗教の説法みたいなのも無かったし、俺様キャラもすっかり影を潜めましたね。
フライヤーの中に入っていた、AngeloのスペシャルDVD(AngeloのPVと、キリトが渋谷や代々木等、恐らくPIERROTゆかりの地を歩く映像)を観たら、Angeloにも興味が出てきたので、Angeloを聴きながら、またこんな日が来たらいいな、と気長に待とうと思います。(*´▽`)


あれ、そういえば、FOLLOWER演らなかったなあ…ド定番曲だと思ったのに。(^^;



・Set List

HEAVEN
新月
ENEMY
Adolf
脳内モルヒネ
トリカゴ
真っ赤な花
深い眠りが覚めたら
ANSWER
PIECES
神経がワレル暑い夜
ネオグロテスク
夕闇スーサイド
MAGNET HOLIC
MAD SKY -鋼鉄の救世主-
薔薇色の世界
ATHENA
クリア・スカイ


・encore

ラストレター
BIRTH DAY
SUPER STRING THEORY
ドラキュラ
SEPIA
HUMAN GATE
CHILD

蜘蛛の意図









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