・cali≠gari 「鶯谷で逢いましょう」

 2015.03.14 東京キネマ倶楽部







衝撃の第7期終了から6ヶ月弱…いよいよ第8期cali≠gariが本格始動、アルバム発売直後のお披露目ライブに参戦してきました!
FC限定公演で、チケットの倍率も高めだったようです。
会場は鶯谷の東京キネマ倶楽部。
初めて行く会場なのですが、まるで小さな劇場のような内装で、cali≠gariにピッタリな会場だと思いました。(*´▽`)
ただ、会場がビルの6Fにあるので、入場時にはエレベーターを使用する都合上、入場にかなり時間がかかるのが玉に瑕ですかね…。(^^;

ステージ後方には緞帳がかかり、下手側には階段があり、二階席(関係者席だったっぽい?)と同じ高さのバルコニーが。
cali≠gariなら絶対ここを有効活用してくれるはずw

入場に時間がかかったからか、15分〜20分ほど遅れての開演。
SEは無く、まずはサポートミュージシャンの秦野猛行さん、Yukarieさん、そして12に参加したドラマーの一人、中西祐二さんがスタンバイ。
サックス、ピアノ、ドラムのセッションが始まる中、研次郎、青さんの順に登場し、セッションに加わり、演奏はそのまま「僕は子宮」へ繋がり、秀仁登場!
全身真っ赤なダブダブな衣装で、側面の腋から腰あたりまでバッサリ開いている、またまたトンデモな衣装(笑)。
他の人のレポを見て知ったのですが、爪先が尖って反って、マンモスの牙みたいになっている靴を履いていたそうです。(;´▽`)
気付かなかったのは、途中で履き替えていたかららしい?
会場の雰囲気に合わせ、ムーディな楽曲からスタートしましたが、すぐに「マネキン」「JAP ザ リパー」「娑婆乱打」と、暴れ曲を立て続けに連打!
JAPザリパーは初めて生で聴けたのですが、叫んでヘドバンして暴れまくれる曲ですね!(^q^)三(^q^)
ただ秀仁のイヤモニの調子があまり良くなかったのか、しょっちゅう左耳や首のあたりをいじっていたのが気になりました…間奏明けからしばらく歌わず、研次郎が急遽コーラス入れてたようにも感じましたし。(^^;

娑婆乱打では「せえの、ウーハー!」の時の面白い動きも健在(笑)。
あの動きをふすま閉めと例えた人は天才的発想だと思うw
CDでは演奏されてないベースソロとギターソロですが、ギターソロはギロチンや嘔吐等で聴ける、青さん独特のあの音(どう例えていいかわからないw)での演奏だったのが嬉しかったです。(*´▽`)
続く「マッキーナ」では、やっぱり青さんが下手バルコニーへのぼってくれました!w

ここで研次郎のMCタイム。
「今日は、今回のツアーでは俺しか喋らねえぞ!」
という宣言にブーイング(笑)。
「このバンドにはカリスマが二人いるだろ、彼らが喋ってしまうとカリスマが下がってしまうからだ!」
「お前ら12の曲を聴きたいかー!聴きたいだろ!じゃあいくぞ、狂人日記!!」

むちゃくちゃなフリながら、レアな曲だというのもあり歓声が(笑)。
ここからは「狂人日記」「狂眩」「淫美まるでカオスな」「トレーションデモンス」と、FC更新特典として配布された曲を連発。
狂人日記は生で聴いてもやっぱりリズムがわからない。(;´▽`)
最初、青さんのマイクが小さかったようで、語りが聴こえなかったのですが、二番ではしっかりと聴こえました。
そして、この日以降聴けるかわからない狂眩では、チープなドラムンベースに合わせて跳ねたり回ったり、首をカクカクとロボットダンスのような動きをする青さん。
こういう動きをする青さん、久しぶりに見たかも。(*´▽`)
最後の(恐らく)誠の声を加工していると思われるSEは無く、演奏が終わった直後に青さんが裏声で早口を捲し立てて終了。
やっぱり今はまだデリケートな事だと思うので、誠の声を使うのは抵抗があったのかなあ。

定番曲である「踏」を演奏後、再びMCタイム。

研次郎しか喋らないと宣言しておきながらも、突然秀仁に助け舟を求める研次郎(笑)。
「…さっきあのへんのお客さんが腐った魚を見るような目をしてたんだよ…秀仁喋んないのかよ…!みたいな…」
「というか俺も一旦袖戻っていい?ベルト緩んでズボン落ちそうなんだよ!」
「(知ってるという秀仁に)なんで知ってんの?」という問いかけに秀仁「向こう(袖)で話題になってたw」
「誰も俺の股間なんて見たくないだろ!…いや、今ツアーは下ネタも封印するんだ。もう股間とか放尿とか言わないからな!」
と言いつつ袖へ捌ける研次郎w
取り残された秀仁は…いつもようにボソボソと何か語ろうとしたかと思えば黙って、無音に耐えられなくなったお客さんの笑い声といういつもの展開(笑)。
青さんはサポートメンバーの紹介をしていましたw

戻ってきた研次郎が「今シリーズは硬派な、大人のロックバンドとしてやっていこうと思ったのに…あ、今日は客室限定だし、まあいっか」と納得(?)していましたw
「じゃあお前らそろそろ12の曲聴きたいだろ!新曲聴きたいだろ!…それじゃあ聴いてくれ!誘蛾灯!!」
まったくwwwww

マネキンあたりから知らないうちに捌けていたYukarieさんが戻ってきて、ここからミドルナンバー中心の流れへ。
秦野さんがアコーディオンを演奏した「禁色」、楽器隊がアドリブしまくる「ゼリー」、そして、残念ながらアップライトベースは使われずでしたが、フレットレスベースで演奏された「東京ロゼヲモンド倶楽部」では、間奏明けのコーラスとドラムに合わせ手拍子をする箇所で、秀仁がバルコニーへ上がり、ひたすらに踊り狂う(笑)。
ここは何回も引き伸ばし演奏され、踊り終わった(笑)秀仁のアイコンタクトに合わせ演奏再開、という流れでした(笑)。
間髪入れず始まったのは、ようやくの新曲(笑)「紅麗死異愛羅武勇」!
サックスも入ったビッグバンド風の楽曲なので、セトリの流れ的にも会場的にもピッタリな曲ですね!
サビが大合唱になって、新曲ながら最高に盛り上がりました。(*´▽`)

そして本編ラストはまさかの「新宿ヱレキテル」!
秀仁はステージ後方で後ろを向いたまま捌けず、青さんもマイクスタンドへ近付く様子無し…まさか、いやまさか流石にそれは…とドキドキしながら見ていたら、Aメロの歌い出しに合わせ、クルッと振り返った秀仁が「ギ〜ラ〜ギ〜ラ〜す〜るわぁ〜〜〜♪」

思わず「えええええええ!?!?!?!?!!!wwww」と叫んでしまいましたw
まさかまさかの秀仁ヴォーカル版ヱレキテルでした(笑)。
アタシも泣いてあげるから、ビリビリしてちょうだいなとか秀仁が歌ってんだもん…事件だよこれは…(^pq^)
アウトロでは客席でヱレキテルコールをする中、青さんが祐二さんの前へ行き、テンポ上げてーと両手を振り上げ、ドンドン加速して終了!
ほんと大サプライズでした。(;´▽`)



アンコールでは、「石井さんがくたばってますので、今アンコールしても無駄になってしまいますので、談笑でもして体力を温存しててください、後でまたお知らせしますので、そしたらアンコールお願いします(笑)」と、まさかの青さんの影アナが入りました(笑)。

青さんの指示に合わせ再びアンコールが始まり、登場した研次郎と青さんは物販のTシャツ(だったかな?)、秀仁は真っ黒なマントのような衣装を身にまとい登場。
なんだろ、音楽室のカーテンみたいな分厚そうな衣装でした(笑)。

ここではこの時期に相応しい「春の日」、そして新曲「さよならだけが人生さ」を演奏。
12ラストの青さん曲三曲のうち、どれか一曲だけでも聴きたかったので、これは嬉しかったです。(*´▽`)

二度目のアンコールでは、準備するメンバー同士で、「俺待ち?」「いや、僕待ちです」「準備に時間かけて、大物オーラを出してるんだよ!」みたいな和むやりとりも(笑)。

「チケット価格(税抜き3420円)のせいで今回大赤字です、物販よろしくお願いします…タオルが一番、安いです(ニヤリ)」
といういつもの物販販促(笑)と、春からのツアーの宣伝を終え、「じゃあ、新曲を…今度は本当ですよ?w」という青さんのMCから「セックスと嘘」へ。
そしてラストは定番中の定番「クソバカゴミゲロ」で大暴れして終了!
今回は1収録曲演らないんだなあ、めずらしいなあと思っていた矢先にこれ(笑)。
イヤモニを取っ払って暴れながらギターを掻きむしる青さん、めずらしくギターの弦を切っていました。
もしかしたら最後に研次郎と弦を擦り合わせてた時に切れたのかもしれませんが(笑)。
それではツアーで逢いましょう!と短く締め、第8期お披露目ライブは終演となりました。


帰りは流石にエレベーターではなく、裏口の階段でしたが、それでも混雑していました。(;´▽`)
ドラムの知識があまり無いので、どう変わったかと言われてもよく分かりませんが、なんとなく2013〜2014年ごろのcali≠gariに感じていた、良い意味での「手作り感」が無くなった感じがしました。
メジャーに行ったからとうよりも、バックが全員サポートミュージシャンになったからかもしれませんね。
研次郎はベースだけどほとんどフロントマンみたいな感じだしw

ツアーの方は日程的にちょっと行けるか危ういところなのですが、12の曲は好きなので、なんとか行けるようにしたいですね。
もしくは追加公演を期待したい!



・Set List

僕は子宮
ギロチン
JAP ザ リパー
娑婆乱打
マッキーナ
狂人日記
狂眩
淫美まるでカオスな
トレーションデモンス
-踏-
誘蛾灯
禁色
ゼリー
東京ロゼヲモンド倶楽部
紅麗死異愛羅武勇
新宿ヱレキテル(秀仁Vo)

・encore

春の日
さよならだけが人生さ

セックスと嘘
クソバカゴミゲロ









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