・BUCK-TICK CLIMAX TOGETHER 3rd 

 2016/09/11 横浜アリーナ







BUCK-TICKにとって三度目となる横浜アリーナですが、私は今回が初参戦でした!
というか横浜アリーナ自体、ライブを観に行ったのは今回が初めてでした。
前に来た時は確か成人式だったかな…(地元ネタw)。

会場内には、客席の天井に無数のシャンデリアが吊るされていたのが印象的でした。
ステージは流石に1992年の時のような横長ステージではなく、普通に客席に奥行きのあるステージ構成でした。(^^;

開演し、ステージを覆う幕に今回のライブのロゴである球体のようなオブジェが映し出され、メンバー5人の瞳が順々に映し出される。
瞳の中には2004年のメンバーの姿が映っていたので、瞳は1992年当時のものだったのかもしれませんね。

ステージに幕が掛かったままスタートしたのは「スピード」!
今井さんのギターから入り、バンドの演奏が入ると同時に幕が落ち、一曲目からヒートアップする演出!
続いて「MACHINE」が演奏され、まるで90年代前半を再現するかのような流れだったのですが、このMACHINE、2012年発売のベスト盤にのみ収録されているリメイク版「MACHINE -Remodel-」で、なんとこの日が初演奏でした。(*´▽`)

90年代前半再現の流れかと思いきや、「エリーゼのために」や「唄」「無知の涙」等、時代を行ったり来たりする流れとなり、中盤で披露された「ドレス」では、あっちゃんの真上にセットされたLEDスクリーンに踊る少女(?)の姿が映し出され、その少女の光があっちゃんをまるで光のカーテンのように包み込んでいる演出がとても印象的でした。
続く「ROMANCE」では、天井の無数のシャンデリアが紫色に染まる演出も。

バラードの余韻を吹き飛ばすように、いつもは一曲目かラスト、アンコール等に披露される事が多い「独壇場Beauty」が演奏された後半戦は、「GIRL」や「極東より愛を込めて」等、911の日らしい曲を挟みつつ、「Memento mori」の間奏では今井さんのアドリブギターソロがいつもより長めに演奏されていました。
…が、後で知ったのですが、このギターソロ、SOFT BALLETの曲のメロディだったそうです。
今年6月に亡くなったモリケンさんを想っての演出だったのかもしれませんね。
そしてラストは、そんなモリケンさんがピアノを弾いた「世界は闇で満ちている」でした。
バックのスクリーンに映し出された夜空が、曲のラストで夜が明けてゆき、清々しい程の青空になる演出がとても綺麗でした。
あっちゃんがMCで語っていたように、色々な事があった日ですし、悲しいことも沢山あったけど、闇は晴れて、青空が広がる、そんなイメージを抱きました。


アンコール一曲目は、1992年の公演で一曲目に演奏され、2004年では本編ラストに演奏された「JUPITER」。
スクリーンには1992年当時の幕越しに演奏するメンバーのシルエットが映し出され、ギターソロが入ると同時に幕が落ちた当時のタイミングに合わせ、今現在のメンバーを映すライブモニターに切り替わるという演出がニクかったですね。(*´▽`)
そんな幸せな空気感を一発で暗黒に叩き落とす「無題」からの「夢魔 -The Nightmare」という容赦ない流れ(笑)。
夢魔ではあっちゃんの背後にLEDスクリーンが吊るされ、巨大な十字架が映し出され、正に邪教徒のミサのようでした(笑)。
私はこの日はアリーナ席だったのですが、二階席から見たこの光景は物凄かったらしいです(笑)。
十字架の前で歌うあっちゃんと、見下ろす客席には両手を掲げた無数の信者…もといファンの集いw


二度目のアンコールでは、やっぱりやってくれました!発売を目前に控えたシングル「New World」!
打ち込みのドラム(ブレイクビーツ?)が目立つ曲で、ある意味BUCK-TICKらしくない(笑)、サビでガツンと盛り上がる曲でした。(*´▽`)
続く「Alice in Wonder Underground」では、可愛らしさと気味悪さが同居した映像が流れていましたが、過去のライブの使い回しではなく、わざわざ新規映像でした。
アリスの映像って毎回テーマは同じなのですが、ツアーやDIQ等で演奏される度に新しい映像が作られているので、アリスだけでかなりの数があるんじゃないでしょうか。

そしてこの日のラストは、ある意味これ以上にないくらい相応しい「CLIMAX TOGETHER」でした!


この日のセトリは、2004年のセトリが93年〜03年までの曲を中心に構成されていたので、今回は2005年以降位の曲で構成されるのか、もしくは1992年当時を意識したセトリになるのではないかと予想していたのですが、普通にDIQ的、ベストアルバム的なセトリでしたね(笑)。
今年はDIQ無いし、あっちゃんと今井さんの別プロジェクトを挟んでのライブだったので、王道で決めたのかもしれませんね。

さて、次はいよいよニューアルバムを引っさげたホールツアー!
今回で過去のBUCK-TICKはバッチリおさらい出来たので、新たなBUCK-TICKの姿を見られるのが非常に楽しみです!┗(^q^)┛






おまけ。
この日のグッズで一番私の目を引いたもの(笑)。
アクリルフィギュアとか二次元のグッズではよく見るけど、まさかBUCK-TICKでお目にかかるとは…w




ライトアップしてみました(^q^)



・Set List

スピード
MACHINE -Remodel-

無知の涙
羽虫のように
ドレス
ROMANCE
独壇場Beauty -R.I.P.-
GIRL
メランコリア -ELECTRIA-
Jonathan Jet-Coaster
極東より愛を込めて
Memento mori
世界は闇で満ちている



・encore

JUPITER
無題
夢魔 -The Nightmare

New World
Alice in Wonder Underground
CLIMAX TOGETHER










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