- CDレビュー [iksi:d] (イクシード) -
1999年から2002年と、わずか三年間の活動で解散してしまった、二人組ユニット。
90年代に流行った女性ボーカルを男性ミュージシャンがプロデュースする形態のユニットですが、
サウンドメイクがとてもマニアックで、ヘヴィな楽器隊の音と、
ボーカルの癖の強い歌唱もあり、とても異彩を放っていました。
アルバム一枚で終わってしまったのが、とても残念です。
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イクシードの1stアルバムにして、最後のアルバムになってしまったアルバム。
10曲中5曲がシングル曲なので、ある意味ベストアルバム的とも言える(未収録のシングルもあるけど)。
・・・と言っても、イクシードと言われて知っている人がいるかどうかが不安(爆)。
ボーカル小玉キョウ、ギター+コンポーザーの木村玲の二人組ユニットで、小玉のB'zっぽい歌い方と、強烈に歪んだエレキギターが特徴的で、激しく攻めても、ダークな曲調で攻めても、不思議とポップに聴こえる。
この辺は、アレンジャーとしての仕事もしている、木村玲さんの実力でしょう。
タイアップ曲は、2ndシングルが、ドラマ「永遠の仔」の主題歌に、6th、7thシングルが、「東京アンダーグラウンド」というアニメの前期、後期オープニングテーマになっていましたね。
アレンジャーの仕事をしているだけあって、凄く統一感のあるアルバムになっています。
更に、一曲一曲の作りこみ具合もすごい。
アルバム未収録のシングルがあるのはちょっと残念だが、無理に収録して曲数が多くなりすぎたり、半分以上が既出曲のアルバムになってしまうのもなんか嫌ですよね。
このアルバムの売りは、やっぱり、歪んだギターに重いベースやドラムで構成される、ロック的な曲調に、バイオリンやアコギを綺麗に馴染ませているところでしょうかね。
あと個人的に、木村玲さんの歌詞が凄くイイと思う。
自分的には「歌詞が好きなミュージシャン」ってあまりいないんですが、もし一人挙げるとしたら、間違いなくこの人です。
ボーカルの声が独特で、その辺で好き嫌いがはっきり分かれると思うので、ボーカルの声が多少気に入らなくても、曲が好きになれれば聴ける、という方にはお勧めです。(^^;
ボーカルの声も含めて好きになれれば、ホントに素敵なアルバムですので。
2006/02/10作成
2009/01/07加筆修正
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Recovery and Reload
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M01: |
SHINE
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★★★☆
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M02: |
情熱 -Album mix-
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★★★
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M03: |
夜想
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★★★☆
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M04: |
REBORN
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★★★★★
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M05: |
Again
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★★★
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M06: |
HEY YOU!!〜失ってはならないもの〜
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★★★☆
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M07: |
I will...
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★★★★★
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M08: |
誰も知らない朝へ
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★★★★☆
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M09: |
GAME
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★★★☆
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M10: |
あしたもいいことありますように
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★★★★
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総評:★★★★☆
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- Single -
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現在編集中。
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HEY YOU!! 〜失ってはならないもの〜
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M01: |
HEY YOU!!〜失ってはならないもの〜
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★★★☆
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M02: |
Free way
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★★★
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総評:★★★
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現在編集中。
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情熱
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M01: |
情熱
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★★★☆
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M02: |
情熱 -Emotional house mix-
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★★
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総評:★★★
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現在編集中。
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あの日の空
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M01: |
あの日の空
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★★★☆
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M02: |
そのままの君で
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★★★☆
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M03: |
sick
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★★★
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総評:★★★☆
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4thシングルで、生ストリングスを取り入れた曲。
キョウさん作詞の初A面曲ですね。
ストリングスセッションから始まり、タイトなバンドサウンドとバイオリンをバックに進む曲です。
カップリング曲は、A面とは正反対の、ノイジーなギターリフから始まるヘヴィナンバー。
カップリング曲にはキョウさんの趣味が反映される事が多いみたい。(^^;
曲後半ではテンポが早くなり、歌うようなメロディのギターソロが非常に楽しげでイイ。
ライブでは、キョウさんがタンバリンを叩く場面も(笑)。
2007/03/29作成
2009/01/07加筆修正
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SHINE
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M01: |
SHINE
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★★★☆
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M02: |
DAI-TAI
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★★★☆
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総評:★★★☆
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3rdシングル。
強烈なノイズ系の打ち込みを全体にちりばめ、重低音ギターと破壊的なドラムが絡む。
Nine inch nailsに影響を受けたという(木村玲さん談)、インダストリアル的な匂いが漂う曲調に加え、自殺に追い込まれた心境を思わせる歌詞が、曲の色をよりアングラにしています。
こんな曲にもバイオリンを違和感なく馴染ませてしまうのは流石。
何より、一見、一昔前に流行ったガールズポップユニットと思われがちな彼らが、こんな曲を打ち出してきたことが衝撃的。
カップリング曲は、アメリカンな雰囲気を持つ軽快ロック。
歌詞は久々に小玉キョウが書いていて、木村玲さんの歌詞とはまた違った、女の子らしい言い回しが並ぶ(当時20だしね(笑))。
ワウ効きまくりなギターもまた、らしくなくてイイ感じ。
2007/03/29作成
2009/01/07加筆修正
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REBORN
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M01: |
REBORN
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★★★★★
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M02: |
Rule
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★★★☆
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総評:★★★★
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ドラマの主題歌になり、イクシードの名が世間に広まるきっかけになったシングル。
ピアノとアコギ、バイオリンから始まり、サビでは激しく歪んだギターとパワフルなドラムが現れるパワーバラード。
優しくも悲痛な歌詞が、ドラマチックな曲調を更に盛り上げています。
カップリング曲は、スローでヘヴィな演奏に、悲恋を描いた詩が乗る、聴き手を選びそうな曲。
この曲の歌詞は、木村玲さんの身の回りで、友人や知り合いが続けて亡くなり、生死について深く考えさせられた時に浮かんだものだそうです。
終盤の叫ぶようなギターソロが、曲の雰囲気を更に盛り上げていて素敵。
CDではフェードアウトしていくアウトロですが、LIVEでは、メンバー全員が一斉に演奏を止め、同時に照明が落ちるという演出がなされました。
2007/03/29作成
2009/01/07加筆修正
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I will...
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M01: |
I will...
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★★★★★
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M02: |
水辺のゆりかご
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★★★★
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総評:★★★★☆
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あまりにひっそりとリリースされたデビューシングル(笑)。
UK的なけだるさと歪みまくったノイズギターが特徴な、ガールズポップとは思えない音作りが既に確立されていました。
「Hearing rain」は、バイオリンが取り入れられた、タイトル通り「癒し」を感じる曲。
サビではノイズ満載のギターが出てきますが(笑)。
そして「Deep freeze」は、キョウさん作詞の曲で、シンセやワウギターが主体になったトリッキーな曲です。
前二曲は、バンドっぽさを意識した作りになっていましたが、これは打ち込みを多用し、ヒップホップのような跳ねたリズムが特徴的。
こういう曲調は、この曲が最初で最後でした。
2007/03/29作成
2009/01/07加筆修正
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She's down
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M01: |
She's down
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★★★☆
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M02: |
Hearing rain
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★★★
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M03: |
Deep freeze
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★★★
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総評:★★★★
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