・BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE 
 2012/09/22 千葉ポートパーク







デビュー25周年を記念して、再びの開催となったBUCK-TICK FEST、今回は2DAYSとなった一日目のレポートです!

初日の参加バンドは、Merry、MUCC、Cali≒gari、BREAKERZ、Acid Android、THE LOWBROWS、そしてBUCK-TICKの合計7組。




二日間通しのリストバンドをもらって、いざB2ブロックへ!
このリストバンド、明日まで取らないで付けてないといけないので、帰宅後のシャワーも付けたまま入りました(笑)。

5年前は海辺のアスファルトの地面に作られた特設ステージでしたが、今回は千葉ポートパークという公園なので、下は芝生。
これが二日目の悲劇を生むことになるのですが、それはまた後日。('∀`)

鼓笛隊のドラムロールのようなSEで、フェスは幕開け。
一番手はMerry!
今回のフェスは二日間通して、ムック以外は初聴きのバンドなので、セトリ等は全然わかりませんが、その辺はご容赦を。(^^;

一曲目が始まり、どこかで聴いたことあるリフだな・・・BUCK-TICKの真っ赤な夜に似てるような・・・と思ったら、まさかの真っ赤な夜のカヴァーからスタート!w
MerryはTOUR PARADE2012での対バンでも、唄をカヴァーしてたそうなので、これで三曲目のカヴァーになりますね(笑)。
惡の華とは違い、原曲に忠実なカヴァーでしたが、間奏はアレンジされ、ギターソロが追加されていました。
惡の華は三曲目に披露し、6曲ほど演奏して終了。
最後にヴォーカルのガラが、25周年おめでとう!と言いながら三点倒立し、足で拍手していたのが印象に残ってます(笑)。

二番手はムック。
ホムラウタをSEに登場し、黒いストール状の布(?)をかぶった逹瑯がステージ中央にスタンバイ、TOUR PARADE2012と同じく、JUPITERからスタート。
アコギのストロークが全て同期だったのには驚きました。(^^;
この日気付いたのですが、以前トリビュートアルバムのレビューで、JUPITERでシャウトするのはちょっと・・・と書きましたが、あれって、スピードのフレーズが入ってくる箇所なので、スピードの導入に合わせたシャウトだったんだなあ、と気付きました・・・一本取られました(笑)。

その後は、ファズ、謡声と、フェスらしくノれる曲を連発し、ここで夏フェスに相応しく、新曲である風と太陽も披露!
ラストは定番曲、蘭鋳で〆!
間奏の客席全員がしゃがんでジャンプする箇所では、「ほら立ってる人ー!BUCK-TICKさんにアピールしてるのかー!?」みたいなことを言ってました(笑)。


三番手はカリガリ。
ムックの先輩であり、ギタリストの青さんは前から今井ファンを公言していましたね。
奇抜な動きと空間系エフェクター重視のギターは、確かにルーツを感じます。(*´▽`)
ちなみにベーシストの村井研次郎さんは、五年前のBUCK-TICK FESTにも、RUNAWAY BOYSのサポートとして参加していました(笑)。

ここらへんで私は知り合いと合流し、マヨそば飯食べながら観ていたのですが、ステージ観ながらだと全然食が進まないです(当たり前w)。

そして、四曲目に演奏されたのは、トリビュートアルバムでカヴァーしたMISTY ZONE。
この曲のイントロで、ステージ下手側の袖付近に突如今井さんが!
何の合図も無しに突然ギターを弾きながら現れたので、客席は若干パニック状態に(笑)。
今井さんは6月の野音で着てた紫の衣装に、memento moriツアーでも見せた、一角獣の骨兜という素晴らしいスタイル!(*´Д`)
ちなみにこのへんで私はマヨそば飯を食べるのを放棄し、そっと容器の蓋を閉じましたw
曲が終わり、今井さんが去った後は、なんとなく聴き覚えのある打ち込みの音が流れだし、BUCK-TICKのLOVE MEのカヴァーで〆!
あの打ち込みのフレーズ、BUCK-TICKの原曲にはないフレーズなのですが、何故かLOVE MEだとわかったんですよね…不思議。


ビジュアル系三組が終わり、ここで客席の大移動が(笑)。
四番手はDAIGOのバンド、BREAKERZ。
一気に客席の年齢層が若返ったような(笑)。
バラエティの印象が強い人ですが、バンドマンとしての姿も中々。
でもやっぱりMCの方が印象に残ってたり(笑)。
今井さんの真似をして、頬っぺたに「B-Z」と書き、某有名バンドみたいになってしまいましたと語っていたのには爆笑しましたもんw
他にも、「みんなウィッシュって覚えてますか!?四年前に流行ったやつ!」とか…w

…ごめん、やっぱバラエティのイメージの方が強いかも(;´▽`)


若干薄暗くなり始めた頃に、五番手、ラルクyukihiroのacid androidが登場。
2007年のフェスにも参加したかったらしく、参加出来なかった代わりに自分のライブでICONOCLASMをカヴァーしたとかw
重量感と切れ味が一体となったインダストリアル的な打ち込みサウンドをバックに、ボーカル、ギター、ドラムの3人編成で演奏するスタイル。
トリビュートアルバムのSEXUALから受けるイメージとは大分違いました(笑)。
そのSEXUALは演奏せず、全5曲演奏し、最後は特攻の爆発と共に終了。
2007の時はカヴァーをやらなかったアーティストも結構いたのですが、今回はこのAcid Androidのみ、参加者で唯一、カヴァー曲をやらなかったです(笑)。
カヴァーというよりはリミックス的なものだったのかな?(^^;


六番手は、今回のフェスで唯一の非バンド・アーティスト、THE LOWBROWS。
メンバー二人が黒ずくめの衣装で登場し、同じく黒いクロスのかかったDJテーブルにスタンバイ。
トリビュートアルバムにも収録された、エリーゼのためにのリミックスが流れだし、ステージ上のスクリーンには、エリーゼのPVを加工した映像が。
・・・しかし、曲の途中で、音と映像がブツリと途切れる。
あまりにタイミング良く途切れたので、ここから別の曲へ繋がる演出なのかと思ったら、どうやら機材トラブルの模様。(;´Д`)
この後も二回ほど同じように機材が落ちてしまっていて、ちょっと可哀想でした(汗)。
Chakiさんは頭を抱えて床に倒れこみ、emiさんはDJテーブルの前へ出て、ペコリと謝罪していました。(;´▽`)
客席からの「がんばれー!」コールがなんだか微笑ましかったです(笑)。
楽曲は、BUCK-TICKの曲を素材にしたレパートリーで、唄、キャンディ、D.T.D等のフレーズが使われていました。
そして、スピードのリミックスが演奏された時には、なんと今井さんが登場!
ON PARADE公式グッズのデビルフードマフラータオルをかぶり、スタビライザーを持って登場、ギターを弾くというよりは、ギュンギュン効果音鳴らしに来た感じです(笑)。


そして、いよいよBUCK-TICKの登場・・・とその前に、PV映像を中心に、25周年の歩みを纏めた映像が流れる。
5年前のBUCK-TICK FEST 2007の映像も少し流れたのですが、何故よりによってBaby, I want you.を流したしwww
私の前にいた人なんて、映像流れる前から「ほっかむりが映っちゃうー!」って笑ってたし、実際ほっかむり姿が映ると、客席からはドッと笑いが・・・www絶対わざとだよねコレ(笑)。


映像が終わると、SEが流れだし、いよいよBUCK-TICKの登場!
SEはTHEME OF B-TのDIQ2011年版をベースに、エリーゼとMISS TAKEのフレーズを織り交ぜたもの!
個人的にかなり好きだったので、映像化もしくは音源化して欲しいですね。(*´▽`)

メンバーが揃い、一曲目は、イントロのSEをカットした疾風のブレードランナーでスタート!
今回のフェス、あっちゃんがどんな衣装で登場するかも注目されていましたが(笑)、五年前の反省点を踏まえてか(笑)、黒のハットとロングコートというあっちゃん定番スタイルに加え、エクステを装備し、惡の華やスピードのPVを思わせるロングヘアーで登場!
これなら文句ないだろう、笑わないだろ!?と言わんばかりにキメてきました(笑)。
今井さんは、両サイドを真っ赤に染めたオールバックで、蓄光素材を髪に編み込んだ、これまた奇抜なスタイルで登場。(*´▽`)

MCを挟んだ後は、久々な演奏になる、GALAXY。
疾風のブレードランナーといい、野外ライブで映える曲ですね。(*´▽`)
その後も、Alice in Wonder Undergroundや極東より愛を込めて等、8ビートのロックナンバーを中心に演奏。
新曲であるエリーゼとMISS TAKEも勿論演奏し、ラストはLOVE MEで〆!

アンコールでは、コートを脱ぎ、エクステを編み上げて登場したあっちゃんが、本日の参加バンドの名前を挙げ、感謝の言葉を添えていましたが、これも五年前の反省点(ハイスクール事件w)を踏まえてか、カンペを見ながらでした(笑)。
BREAKERZの名前を挙げた時に、ゆーたさんが両手でウィッシュしてましたw
アンコール一曲目は、このフェスのために作られたという、CLIMAX TOGETHERからスタート。
今回はアルバム発売後だったので、サビの掛け合いもちゃんと出来ました(笑)。
二曲目が始まる前に、あっちゃんがなんと、Merryのガラと、Cali≒Gariの青さんをステージ上へ!
まさかのトリプルヴォーカルでICONOCLASM!
青さんは何故か兎耳帽子をかぶって登場し(笑)、3人が順々にヴォーカルを取るスタイルでした。(*´▽`)

そして、ゲスト二人がステージを去り、静けさの中、今井さんがきらきら星のメロディを弾き、最後の曲、「夢見る宇宙」へ。
曇り空だったのが残念ですが、この曲も夜の野外にピッタリでした!
青と白のライトがステージから放たれるように光り、スクリーンには、複数の惑星が浮かぶ宇宙で、胎児が眠る映像。
この映像、最後のサビに入るところで、映像が引いていき、惑星と胎児が離れて小さくなってゆく演出が凄く素敵でした。

パレードは続く・・・死ぬまで。いや、死んでも・・・!
あっちゃんがそう語り、今井さんは曲が終わった後、再びきらきら星のメロディを奏で始め、最後に全員でのキメと同時に、ステージからは特攻の花火が上がり、それに続くように、会場の背後で沢山の打ち上げ花火が!(*´▽`)

全ての演奏が終わった後、スクリーンにはこの日への感謝の言葉と、「気を付けて帰るんだよ、いいね?」と、お客さんを気遣う言葉も(笑)。
ここがまたBUCK-TICKらしいですよね。DIQの時も、「おやすみなさい」と映像で流れることが多いですし。(*´▽`)




フェス一日目は無事終了。
しかし、恐るべき運命は二日目に待ちかまえていたのでした・・・w

二日目へ続く。





・Set List (BUCK-TICK)

THEME OF B-T
疾風のブレードランナー
エリーゼのために
羽虫のように
GALAXY
Alice in Wonder Underground
極東より愛を込めて
MISS TAKE -僕はミス・テイク-
LOVE ME


・encore

CLIMAX TOGETHER
ICONOCLASM(with ガラ、桜井青)
夢見る宇宙






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