- CDレビュー Angelo -










REBIRTH OF NEWBORN BABY

2014/12/14作成

★★★

PIERROT解散から半年ほどで活動を開始し、そのまた半年後にリリースされた、Angeloのファーストアルバム。
当然といえば当然なのですが、突然の解散となったPIERROTの世界観を引き継いでおり、サウンドは後期PIERROTとキリトソロを足して、アイジと潤の要素を引いたという印象で、歌詞にはPIERROT解散からAngelo結成までの心情を読み取れるものも多数存在します。

ただ、急ごしらえ故に、ソングライター二人が抜けたのは大きく、楽曲の幅は狭く、PIERROT後期のマンネリを引き継いでしまっていて、特に後半はダレてしまうかもしれません。
歌詞は前述の解散劇絡みのもの以外は、音楽業界をはじめ、周りへの不満や怒りをぶちまけるものが多く、この時期のキリトの不安定さが良くも悪くもハッキリと出てしまっています。(;´▽`)

本作一ポップですが、サビのパンチ力の無さと、曲調に反して冗長な「WINTER MOON」や、蜘蛛の意図の曲調と世界観を引き継ぎながらも、がなり歌唱のパワー不足さで損をしてしまっている「SQUALL」等、アレンジ次第では名曲になりそうな楽曲があるのも、惜しい!と思ってしまいます。(;´▽`)

ファーストシングルの「REBORN」、PIERROT最後のライブを思い出させる「DARK SNOW」等、良い曲もありますし、現在の五人体制のAngeloでセルフカヴァーされれば生まれ変わりそうな曲もあるかも?


お気に入りの曲:
異境に咲く花
REBORN
DARK SNOW





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